iPhoneユーザーも使ったら驚く「Galaxy S25」シリーズに搭載された最新AIの衝撃度
サムスンが展開する、GalaxyのハイエンドモデルであるSamsung Galaxy Sシリーズは、毎年初旬に発表、発売されることで、その年のAndroidスマホの指針ともなり得る、重要なモデルとも見られる。 【写真】AIの補正力がスゴい!「Galaxy S25」シリーズを機種別に夜景や料理、超ズームなど撮り比べてみると…!? 2025年も、Samsung Galaxy S25シリーズ(以下Galaxy S25シリーズ)が発表されており、日本では標準モデルと、最上位モデルの〝Ultra〟が発売されている。 採用キャリアは、例年通りドコモ、auに加え、今回よりソフトバンクでも取り扱われる。サムスンは、オープン市場向けの展開にも力を入れ始めていることから、販路が拡大し、多くの人が手を出しやすくなったことでも注目だ。 特にソフトバンクでは、Galaxy S25の場合、新トクするサポートプレミアムに加入することで、1~12回目の支払いが、月額3円になるため、かなりお得に使える。 本記事では、今回発売されたGalaxy S25、Galaxy S25 Ultraを実際に使いながら、それぞれの特徴や機能のポイントについて紹介していく。
Galaxy S25シリーズ最大の目玉は、「Galaxy AI」によって実現した、新しいスマホの使い方だろう。サムスンとしては、2024年モデルのGalaxy S24シリーズより、〝AIフォン〟と銘打ち、独自の機能や、グーグルと共同開発をしたAI機能を、多数搭載している。 個人的に最も注目しているのが、グーグルのGeminiを利用した、アプリ間の連携機能。グーグルのアプリやサムスンのアプリにて、複数のアプリをまたがった指示を実行できるようになる。 例えば、「横浜F・マリノスの試合日程を調べて、Google カレンダーに追加して」と指示を出すと、AIが試合日程を検索し、そのままカレンダーに追加してくれる。 また、Gmailにミーティングなどのスケジュールが記載されたメールが届いた場合は、メール画面を開いたまま電源ボタンを長押しし、「画面について質問する」をタップ。内容をGoogleカレンダーに追加するように指示することもできる。 AI機能はほかにも多数搭載されている。サイドパネルから起動できる「AIセレクト」は、動画の視聴中などに、特定のシーンをGIF形式で保存するなど、ユーザーが行いたい作業を認識して、最適なアクションを提案してくれる。 AI機能、およびスマホがより〝自分の相棒〟として進化することを実感できるのが、Now Brief機能。ユーザーの行動やスマホの使い方に合わせ、時間帯別にさまざまな情報をまとめて提示してくれるというもので、デジタル秘書のような役割を担う。 具体的には、起床時にその日の予定や天気、普段確認しているニュースなどが提示される。スマートバンドやスマートウォッチと連携していれば、睡眠状態のリマインドも行ってくれる。このような情報が、昼、夜といった形で、時間帯別に提示されるというわけだ。 スマホの使い方次第で、ここまで自分のことを理解してくれるのかと実感できるのが、Now Briefの面白いところ。下手に友人や家族と会話をするより、AIのほうが自分のことを理解しているとまで感じてしまうこともあるほどだ。提示される内容は、ある程度自分でカスタマイズすることもできるので、「そこまで知らなくていいよ!」と感じた場合は、設定からコントロールするのがおすすめだ。