スズキ「スイフトスポーツ"カタナ"仕様」に反響殺到! 「なんて素敵なんだ!」「遊び心必要!」 ド迫力デザインの「バイク仕様」は実は市販化してた!? 「KATANA」EDがスゴかった
スズキが2020年1月の「東京オートサロン2020」で公開した“四輪・二輪融合モデル”「スイフトスポーツKATANA(カタナ)エディション」について、5年が経過した今でもさまざまなコメントが寄せられています。
まさかの「バイク×クルマ」コラボ実現
ホンダやスズキ、ドイツのBMWでは、クルマ(四輪車)だけでなく、バイク(二輪車)も展開しており、いずれも根強いファンを持ちます。
しかし、「バイク風のクルマ」や「クルマ風のバイク」というように、自社の四輪・二輪モデルそれぞれのキャラクターを組み合わせたモデルというのはなかなか実現しません。
そんななか、2020年1月に開催された「東京オートサロン2020」でスズキは、バイクファンとクルマファンどちらも興奮させる、「四輪・二輪融合モデル」を発表したのです。登場から5年が経過した今でもさまざまなコメントが寄せられています。
その「四輪・二輪融合モデル」とは、「スイフトスポーツ KATANA(カタナ)エディション」。ベース車はスズキのホットハッチバック「スイフトスポーツ」です。
スイフトスポーツは2003年に登場しました。スズキの主力コンパクトカー「スイフト」をベースに、高性能エンジンや体幹の強化、スポーティな装いの内外装専用パーツを備え、スポーツ車の手頃モデルとして支持されています。
いっぽう「カタナ」というのはスズキのバイクのこと。1981年に登場し、日本では1994年から2000年まで販売されました。名称の通り、日本刀をモチーフとしたデザインを採用したほか、高い性能とレスポンスのよいエンジンを採用し、人気を獲得。
一度生産を終了しましたが、2018年にドイツで開催されたバイクショー「インターモト2018」で復活。翌2019年から世界各国で発売されました。
このスイフトスポーツとカタナを融合したのが、スイフトスポーツ カタナエディションなのです。
エクステリアはスイフトスポーツの純正カラーでなく、カタナで採用している「ミスティックシルバーメタリック」を採用。フロントグリルには赤アクセントをあしらい、「刀」エンブレムはバイクと同じものを装備。
さらに、ワイドフェンダー化やフロントスプリッターを備え、戦闘力の高さを予感させます。
リアのエアロパーツはカタナを想起させるブラックのパーツを装備し、カタナファンも大興奮なスタイリングを実現しました。
インテリアはレザートリムとスポーツステアリングを装備。インパネやドア、コンソールにはチタンマフラーの焼入れのような加工を施し、スポーティな世界観を表現しています。
さて、このスイフトスポーツ カタナエディションですが、実は公開された前年、2019年に欧州で台数限定の特別仕様車「スイフトスポーツ カタナ」として販売していたのです。
さすがにワイドフェンダーや派手なフロントスプリッターなどは装備されなかったものの、カタナロゴやブラックストライプ、レッドのアクセントカラーをあしらい、スポーティなサウンドを奏でるレムス製スポーツマフラーやHKS製スポーツサスペンションを採用。
所有する喜びと、走行性能の強化、官能性の向上を図っていました。現地価格は、2万8999ユーロ(当時約357万円)で30台の限定でした。
この欧州の限定車の発展版が、東京オートサロン2020のスイフトスポーツ カタナエディションということでしたが、残念ながら国内導入や第二弾の登場とはなりませんでした。
しかし、5年が経過した今でも、スイフトスポーツファンやカタナファンからは熱い視線が注がれているようで、SNSなどにはさまざまなコメントが寄せられています。
「そういう遊び心が必要。」「なんて素敵な車だ。」など、見事な融合に対する高評価は数え切れません。
さらに、「この色で販売してくれたら買う気満々」「いいね。別のクルマで隼エディションも作ろう」など、購入したいと思う人や、スズキのスーパースポーツ「ハヤブサ」とコラボしたモデルの登場を求める人もいるようです。
なお、スイフトスポーツの現行モデルは2025年2月で生産を終了。現在のところ、次期型の登場に関するアナウンスは一切ありません。
しかし、もし次期スイフトスポーツが登場するのであれば、もしかすると再びバイクとのコラボレーションモデルが登場するかもしれません。
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