トランプ氏長男、グリーンランド到着 購入意思は否定
[コペンハーゲン/ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米次期大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏が7日、デンマーク自治領グリーンランドの主要都市ヌークに到着した。トランプ氏は1期目の大統領在任中にグリーンランド購入への関心を示していた。
ヌーク空港のライブ映像やフライト追跡ウェブサイトによると、ジュニア氏は父親のプライベートジェット「トランプ・フォース・ワン」を利用した。
トランプ氏は6日、自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に「グリーンランドを再び偉大にする!」と投稿。一方、トランプ・ジュニア氏は同日、ポッドキャストで「いや、グリーンランドを買うつもりはない」と述べ、今回の訪問は私的な日帰り旅行だとしていた。
これに対しデンマークのフレデリクセン首相はテレビで「米国との非常に緊密な協力が必要だ」とした上で「グリーンランドはそこに居住する人々の国であり、グリーンランドだけがグリーンランドの将来を決定し定義できるということを、全ての人に尊重してもらいたい」と述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
Based in Copenhagen, Jacob oversees reporting from Denmark, Iceland, Greenland and the Faroe Islands. He specializes in security and geopolitics in the Arctic and Baltic Sea regions, as well as large corporates such as obesity drug maker Novo Nordisk, brewer Carlsberg and shipping group Maersk. Before moving to Copenhagen in 2016, Jacob spent seven years in Moscow covering Russia's oil and gas industry for Dow Jones Newswires and The Wall Street Journal, followed by four years in Singapore covering energy markets for WSJ and Reuters.