Apple Studio Displayを購入して2年。高額ディスプレイを毎日2年間使った印象

AppleのStudio Displayは、約20万円の高額ディスプレイである。

ディスプレイに20万円をかけることは無謀とも思われる。

そこでこの記事では、筆者がStudio Displayを購入した理由、実際に2年半使ってきた印象を紹介していく。

Studio Displayのデザインは超えられない壁

僕がStudio Displayを購入したのは、リビングに置くことを想定していたため。背面までもが洗練されたデザインであるStudio Displayは、どこからみても美しい。

来客者の目につくところでもあり、高い買い物ではあったがStudio Displayの購入には全く迷わなかった。

このデザインを超えられるディスプレイは、そう簡単に見つかるモノではない。

リビングのワークスペースに設置したStudio Display

そもそもリビングにディスプレイを設置したかったのは、筆者が個室にこもりたくなかったからである。

作業中も家族の時間を大切にするために、我が家のリビングには夫婦で使う2人用ワークスペースがある。

筆者のワークスペース

実際、リビングにワークスペースを作ったことで、家族がそれぞれ別のことをしていたとしても、同じ空間にいることでコミュニケーションが生まれやすくなっている。

リビングにワークスペースを作った筆者の場合、ディスプレイ=家具でもあった。

ディスプレイのデザインは優先度が低いと思うが、筆者にとっては最優先事項なのだ。

iPhoneやiPadと色味が同じ

スマホはiPhone、タブレットはiPadを使っている。主にコンテンツを閲覧するのはこれらのデバイスになる。

僕は写真編集をPCですることが多い。しかし以前、他社製のモニターで編集した写真をiPhoneやiPadで開くと、明るすぎる意図しない写真になっていた。

"MacBookに近しい色味"を表現できることをウリにしていた他社製ディスプレイを試したこともあったが、やはりMacBookの色味には程遠く、写真を編集するには向かなかった。

その点Studio Displayは、iPhoneやiPad、MacBookの色味と同じなので、デバイス間で写真の色が変わることもない。

もちろんAndroidスマホやWindows PCをメインにしている方にとって、Studio Displayは魅力的ではないだろう。

しかし筆者のようにApple製品を使っている方にとっては、選択肢のひとつとして検討しても良いだろう。

スピーカーが良すぎる

外部モニターにとって薄さと音質はトレードオフである。それなりの価格帯のモニターであっても、音質に満足できないことは少なくない。

Studio Displayのスピーカーは、高音も低音も非常に綺麗で、リビングのスピーカーを兼ねられるほどの音質だった。

リラックスタイムに音楽を流すには十分すぎるほどなので、とても重宝している。

2年使っても不満はない

僕が2024年の4月に購入して以降、毎日のようにStudio Displayを使ってきた。一般的に毎日使っているアイテムであれば、少なからず小さな不満が出るだろう。

しかしStudio Displayは、小さな不満さえ抱かせない。Macとの連携もスムーズで、起動時のストレスも感じない。

日々快適に作業することができ、1度手にとってしまうと中々手放せないディスプレイだと思う。

まとめ

この記事では、僕がStudio Displayを購入した理由や2年間使ってきた印象を紹介してきた。

外部モニターとしては非常に高額な部類に入るアイテムだが、今まで購入を後悔したことは一度もない。

とはいえ簡単に手が出せる価格の代物ではないことも事実。筆者はAppleギフトカードをコツコツ積み立てて購入することで、若干ではあるものの購入費用を抑えることに成功した。筆者が実践した購入方法については関連記事をご参照いただきたい。

この記事がStudio Displayの購入を迷っている方に届くことを願っている。

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