マルチモニター環境で影響大。ブラックスクリーンやクラッシュなどで問題の「Gamers Nexus GeForce 572.83ドライバ」不具合調査結果が公開

テック系メディアのGamers Nexusは、ブラックスクリーンやクラッシュなどで問題となっているGeForce 572.83ドライバの不具合に関する調査結果を公開しました。

マルチモニター環境のユーザーに特に影響大とのことです。

Gamers NexusがYoutube上にて4月7日に動画を公開。その内容はNVIDIAユーザーを悩ませているドライバの不具合に関するものとなっています。

最新モデルであるGeForce RTX 5000シリーズのみならず、4000番台や3000番台でも様々な不具合が生じているGeForce 572.83ドライバの問題ですが、今回公開された動画でも複数のゲームでフリーズや再起動といった症状が発生している様子が確認できます。

Gamers Nexusによれば一連の不具合の影響を最も受けやすいのはマルチモニター環境のユーザーで、G-SYNCとFrame Generationを同時に有効化した場合に特に発生しやすいとのこと。また、作品によってはどちらか一方だけでも機能の有効化により各種症状が発生することもあるとしています。

また、改善策として使用するDisplayPortの差し替えやDPケーブルからHDMIケーブルへの変更、あるいはDLSS、Frame Generation、G-SYNCといった特有の機能の無効化が挙げられるもののどれも確実性に欠くとのこと。

他にもモニターのリフレッシュレートを下げたりといった方法でも改善がみられることもあるとしています。

特にシングルモニター環境では不具合が発生しない場合もあるなど、安定性において大きな差がみられることから一連の不具合に悩まされているなら一時的にマルチモニターを諦めるのも手かもしれません。

もっともNVIDIAによる根本的な解決が理想的ではありますが、まだまだ長引きそうなこのドライバーの問題。ユーザーの安心のためにもいち早い解消を望まれるばかりです。

Game*Spark K.K.

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