ロシアとウクライナが捕虜175人ずつ交換、米ロ電話会談で決定

ロシア国防省は19日、ウクライナとの捕虜交換を実施し、175人のウクライナ軍兵士とロシア軍兵士をそれぞれ交換したと発表した。写真はウクライナのゼレンスキー大統領。(2025年 ロイター/Heikki Saukkomaa via REUTERS)

[19日 ロイター] - ロシア国防省は19日、ウクライナとの捕虜交換を実施し、175人のウクライナ軍兵士とロシア軍兵士をそれぞれ交換したと発表した。前日18日にトランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が行った電話会談で最終決定されたという。

同省によると、今回の捕虜交換はアラブ首長国連邦(UAE)が仲介。ロシアは、善意の印として緊急治療を必要とするウクライナ人捕虜22人も引き渡したとした。

解放されたロシア兵は現在ベラルーシでロシアへの移送を待っているという。

ウクライナのゼレンスキー大統領も19日、ロシアとの捕虜交換を確認。Xへの投稿で、今回の捕虜交換は「最大規模の一つ」であるとし、ロシアに拘束されていた175人のほか、さらに22人が「交換以外の措置により」帰還したと明らかにした。

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