日本のスマホ市場ではiPhoneがダントツ。でも世界に目を向けると…
2024年4月19日の記事を編集して再掲載しています。
スマートフォンは何を使っていますか?
iPhoneだよっていう人、少なくないと思います。2023年11月のIDCの調査では、日本国内のスマートフォン出荷台数シェアは、約50%がApple(アップル)端末=iPhoneです。
MMD研究所の調査でも、日本国内のモバイルOSのシェアはAppleのiOSが50%。ざっくりスマホユーザーの2人に1人はiPhoneって感覚ですね。確かに街で目にするのも圧倒的にiPhoneが多いです。
では、世界ではどうでしょう? 日本で圧倒的トップのiPhoneは、グローバル出荷台数において1位ではありません。
トップはSamsung
IDCが公開した最新調査によれば、2024年第1四半期でトップを走るのはSamsung(サムスン)。出荷台数約6000万台、市場シェアでも20.8%で首位。
一方Appleはというと2位。出荷台数は5000万台で、市場シェアは17.3 %となっています。
より公平に相対マーケットシェア率でみると、2023年第4四半期ではAppleがシェアトップでした。それが今年に入って逆転、Samsungが2023年第3四半期以来のトップに返り咲きました。
Galaxy S24のリリース
新型フラッグシップスマホのリリースは秋が多いものの、Samsungは年初めがお決まり。2024年はすでにGalaxy S24シリーズが発売されています。
Google(グーグル)と共にAI機能に力を入れており、Android新機能の「かこって検索」がGalaxy S24 Ultraでいち早く使用できることでも注目を集めました。
Googleはトップ5入りせず
2024年第1四半期出荷台数は、Samsung、Appleときて、Xiaomi、Transsion、Oppoと続きます。Transsionは日本では聞きなれないメーカーですが中国企業。
日本国内での出荷台数で前年比成長率が500%超えという脅威の伸びを見せているPixel有するGoogleは、なんとトップ5に入っていません。
GoogleもAppleも、2024年のフラッグシップ端末リリースはこれから。Googleは一層のAI強化をしてくるでしょう。
Source: IDC