【○虎将トーク】阪神・藤川監督、13日G戦は「誇らしく選手とともに、スタッフもコーチとともに東京ドームに」

完封勝利の阪神・大竹耕太郎を迎える藤川球児監督=甲子園球場(撮影・中井誠)

(セ・リーグ、阪神2ー0DeNA、22回戦、阪神13勝7敗2分、11日、甲子園)阪神が27度目の完封勝利でカード3連敗を阻止。四回1死二塁、森下翔太外野手(25)の21号2ランで先制。自己最長の12戦連続安打を記録した森下の3日中日戦(バンテリンD)以来、28打席ぶり本塁打で挙げた2点を大竹耕太郎投手(30)が死守。2023年7月5日広島戦(マツダ)以来の完封で8勝目(3敗)をマークした。3度目のスタメン外の大山悠輔内野手(30)に代わって「5番・一塁」で今季初スタメンの原口文仁内野手(33)は左飛、三ゴロ、二ゴロで12打席11打数無安打1四球。大山に出番はなく、今季2度目の欠場。打線は3安打で試合時間2時間14分はチーム今季最短。藤川球児監督(45)の主な一問一答は以下の通り(成績=78勝48敗3分、観衆=4万2611人)。

★テレビインタビュー編

ーー時間としては短いコンパクトなゲーム

「今シーズンで何番目ですかね?」

ーーチームでは一番短い

「そうですよね。そういう展開にはなりましたね。でも、やっぱりファンの方は勝つのが好きですね。なので、リーグ優勝はしてますけど、球場の雰囲気含めて、とにかく勝ってほしいんだなというのはあるので、いい文化だとは思いますけどね。常にそういう緊張感がありながらという感じですけど、(勝つのが)好きだなあーという感じですね」

ーー大竹の投球は

「常にみんな勝利につながるといいますか、今は何かがつながれば勝てるわけではなくて、勝てばいいとか、負けたらよくないとか、いうわけではないんですけど、今日は大竹、本当にリズムよくて晴らしい内容だったんじゃないですかね」

ーー内容としては?

「それは言えないですね」

ーー5番に原口。日々、様々な可能性を見ているのか

「そうですね。1カ月しかないのか、1カ月もあるのかというふうにとらえるのでは、捉えようで、まだまだエンジンをかけながらですね、シーズンも残りゲームをやりながらなんですけど、個人のことも含めて、みんなが良い形でゴールを切れるようにとは思っていますね」

ーー12日に移動して13日ゲーム。勝負が決まった後の戦い。このあたりは?

「そうですね、あす東京ですか? 1試合ですか。東京ドーム今シーズン最後というところで、神宮はあるんですけど、ドームでのファンの方に会えるのが楽しみなこと、いい報告ができるので、誇らしく選手とともに、スタッフもコーチとともに東京ドームに行ってゲームはもちろんですけど、リーグ優勝の報告をしたいなと。非常にうれしい気持ちで向かおうと思います」

★囲み編

ーー大竹はリズム良く。持ち味を出した

「良かったんじゃないですかね、非常にね。落ち着きがあって、いいバッテリーのコンビネーションでできたんじゃないかなと思いますね」

ーー中5日での登板の影響もない

「本人に聞いて。肩肘のコンディションは僕にはわからないですけど、見る限り健康にも見えましたけどね」

ーー本人もポストシーズンに向けて自分をアピールする立場だと言っていた

「チーム自体が向かってますからね。全員がアピール、アピールというより、戦う準備にも入ってますから。今の結果がどうこうではないですけど、ファンの方が喜んでくれるような結果に最終的に今日はなってるんで、いいんじゃないね。素晴らしかったと思いますよ」

ーー中5日は10勝の可能性

「その他の要素も少しあるんですけど、本人が間を空けて投げている時と詰めて投げている時を知りたかったので、そのあたりも含めてですね」

ーー監督にとっては、あと1カ月もあるのか、あと1カ月しかないのか

「そういう風に見える時もあるだろうし、そう感じない時もあるだろうし。それは自分が感じるところでしょうから、あまり周りには、わからないでしょうけど、そこはしっかり見ながら。ファンのみなさんにはタイトルとかありますから、いろんな興味を選手たちに向けてくれるでしょうから。自分のため、応援して下さる、みなさんのためにも数字を追いかけている選手もいますから。あとはこっちがコントロールしていくだけです」

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