【ソフトバンク】33年ぶり開幕連敗、本拠では51年ぶり 小久保裕紀監督「あそこで走者を出せなかったのが」

◆パ・リーグ ソフトバンク4―5ロッテ(29日・みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが連日の逆転負けを喫した。開幕から2連敗はダイエー時代の1992年以来、33年ぶり。ホームでは南海時代の1974年以来、51年ぶりとなった。

 4―4で迎えた延長10回に6番手の藤井が1死二塁から岡に勝ち越し打を浴びた。3回に近藤の左犠飛で先取点を奪った後、先発の大関が5回に岡に逆転3ランを被弾。直後の5回2死一、二塁で柳田が右越えに1号3ランを放ち、リードを奪い返した。だが、6回に2番手の杉山がソトに同点ソロを献上。最後に競り負けた。

 以下は試合後の小久保裕紀監督の主な一問一答

―柳田が本塁打を放ったが

「そうねえ。あのホームラン、3ラン返しまではよかったんだけどね」

―何度も試合が動いたが、ポイントは

「たぶんだけど、6、7回の(ロッテの投手が)高野の時にランナーを出せなかったところ。たぶん、ビハインドゲームのロングのつもりで出たと思うけど。そこの6人で、ランナーを出せなかったのがポイントかな」

―9回2死三塁でリチャードが空振り三振。2試合を通じ、好機で打順が回ってくるが

「(走者)一塁が(二盗と捕手の)悪送球で三塁に行っただけでしょ。(最初から)二塁だったら、(中村)晃は用意していましたよ」

(自ら)

「まあ、中継ぎが尾形以外は投げられたからよかった。この3連戦のどこかで、みんな投げさせたいと思っていたから」

―藤井が打たれたのは仕方がない

「それはまあ。(勝ちパターンの)優先順位で投げているんで」

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