【阪神】藤川監督、初白星の伊原を絶賛「思った通りに期待を上回るパフォーマンス」/一問一答
<阪神8-1広島>◇20日◇甲子園
阪神が本拠地3連敗を阻止した。
ドラフト1位伊原稜人投手(24)が初先発。5回4安打無失点でプロ初勝利を手にした。新人では12球団最速での白星。救援デビューしたドラフト最上位新人の先発初登板初勝利は球団史上初となった。チームの借金生活突入も阻止した。
打線も佐藤輝明内野手(26)が初回に先制6号2ランを含む2本塁打、適時二塁打など1試合6打点で打線をけん引した。
試合は8回裏1死一、二塁、広島岡本から坂本誠志郎捕手(31)への頭部死球に藤川球児監督(44)が激高。両軍が本塁付近で入り乱れた。岡本は危険球退場。試合は警告試合が宣告された。
試合後の藤川監督のコメントは以下の通り。
-伊原の投球は
「さすがだな、というところで、思った通りに、こちらがしている期待を上回ってくれるようなパフォーマンスを見せてくれましたね」
-初先発で見せた内容は
「少し中継ぎも経験をしてピンチをしのぐとか、そういうところも、彼にとっては少し遠回りだったかもしれないですけど。準備が要所のピンチのところで生きたのかもしれない。もしかしたら必要なかったかもしれないですね」
-どんな投手に成長して欲しい
「背番号ぐらい勝てるような投手になってもらいたいし、そういうゲームにベンチとしても、もっていきたいですよね。今日みたいに点数を重ねればすごくうまいピッチャーだし。続けていきたいですね」
-近本の出塁は大きかった
「勝つ時はどの選手も機能するだろうし、そういう意味では丁寧に攻撃をしていったとか、そういうことじゃないですかね」
-危険球のときにベンチを出た
「デッドボールが当たってます。まあ、危ないよっていうところと、そこに投げないでねということですね。それは当然です。それは危ないですからね。ゲームの中で起こることだけれども、投げてはダメですよというところをお伝えしてるだけです」