「AirPods」の目玉機能「ライブ翻訳」、EUのユーザーは利用できず(CNET Japan)

神田敏晶さんが推薦中

 今週開催されたAppleの「iPhone 17」発表イベントで、われわれの期待を大いに膨らませた数々の発表の中に、「AirPods」向けの新機能「ライブ翻訳」があった。しかし、欧州連合(EU)に居住するユーザーは、この機能をすぐに利用できるわけではない。 【画像】ライブ翻訳で会話するイメージ  言語の多様性に富んだ欧州に住んでいるにもかかわらず、EUのユーザーはこの機能を利用できない。MacRumorsがいち早く発見した、Appleの機能の利用可否に関するリストには、次のように記載されている。「EU圏内に居住し、かつApple Accountの国/地域もEUに設定されている場合、AirPodsを使ったライブ翻訳は利用できない」  米国や英国などからEU諸国を訪れていて、旅行中の会話にこの機能を使おうと期待しているなら心配は無用だ。その場合、ライブ翻訳は利用できる。しかし、新たに知り合った欧州の友人たちは同じようにはいかない。  Appleは、同社を「ゲートキーパー」に指定するデジタル市場法(DMA)の影響で、EU地域に新機能を導入する際には慎重な対応を求められている。2025年に入り、同社は「iOS 26」で提供する他のツールや機能の導入をEUで延期せざるを得なくなっており、その中には「マップ」アプリで「訪れた場所」を一覧表示する機能も含まれている。  EU圏外では、ライブ翻訳は新しい「AirPods Pro 3」のほか、既存の「AirPods Pro 2」や「AirPods 4」で利用可能になる。現時点で翻訳できる言語は、英語(米国、英国)、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語で、2025年末までに日本語、イタリア語、韓国語、中国語(簡体字)にも対応予定だ。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japan
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