竹田麗央3打差2位「すごく耐えた」 岩井千怜5位、山下美夢有8位で週末へ
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目(20日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
強風が吹く難コースで竹田麗央、岩井千怜、山下美夢有のツアールーキー3人が10位以内で週末を迎える。竹田は3位から出て3ボギーが先行したが、後半4番から3連続バーディ、最終9番(パー5)もとって「71」。通算3アンダーと首位に3打差2位につけた。竹田は「3オーバーまで行ってしまったけど、後半に3連続バーディが来て、すごく耐えた一日でした」と長い一日を振り返り、決勝ラウンドに向けて「明日も多分、風(が吹く)と思うので、耐えて、伸ばせるようにしたいです」と話した。
岩井千はスタートから2バーディ先行後に後半6番でダブルボギーを喫したが「72」と粘り、1アンダーの5位。山下は26位から出て、3バーディ、2ボギーの「71」で回り、イーブンパーの8位にいる。
日本勢は4オーバー36位の勝みなみ、西村優菜、5オーバー44位の畑岡奈紗、岩井明愛、7オーバー68位の笹生優花を含めて出場15人中8人が予選を通過した。
上位グループはメジャー未勝利で世界ランキング2位のジーノ・ティティクル(タイ)が「70」で回り、通算6アンダーの首位をキープ。竹田と並ぶ3アンダーの2位にミンジー・リー(オーストラリア)、2アンダー4位にメジャー1勝のレキシー・トンプソン。世界ランキング1位のネリー・コルダは2オーバー16位にいる。
桑木志帆は初日「82」から「70」と巻き返したが、予選通過に1打届かぬ8オーバー。4月のメジャー「シェブロン選手権」優勝の西郷真央はスタート10番のトリプルボギーなど「80」、渋野日向子は終盤16番のトリプルボギーなど「79」でいずれも9オーバー、古江彩佳も「76」と崩れて11オーバーで、メジャーは3週前「全米女子オープン」から2戦連続予選落ちとなった。
<日本勢の成績> 2T/-3/竹田麗央 5T/-1/岩井千怜 8T/0/山下美夢有 36T/+4/勝みなみ、西村優菜 44T/+5/畑岡奈紗、岩井明愛 68T/+7/笹生優花 79T/+8/桑木志帆 95T/+9/渋野日向子、河本結、西郷真央 110T/+10/馬場咲希、吉田優利 123T/+11/古江彩佳