【日本ハム】西武に逆転負け 4連勝で止まり最多貯金”20”逃す…清宮幸&五十幡拙守で山﨑福也4失点3敗目 レイエス19号先制3ラン空砲
■プロ野球 西武 4-3 日本ハム (17日 ベルーナドーム) 日本ハムは西武に今季13度目の逆転負けで連勝が4でストップ、貯金18となった。初回、1死一、二塁からレイエスの19号3ランが飛び出し5試合連続で先制に成功。しかし先発・山﨑福也(32)が2回にサード・清宮幸の失策を起点に長谷川の適時打で1点を返されると、5回には1死満塁から渡部聖の適時打にセンター・五十幡の悪送球が絡み、逆転を許した。 スタメンは1番センター・五十幡、2番ライト・矢澤、3番サード・清宮幸、4番DH・レイエス、5番セカンド・石井、6番レフト・野村、7番ファースト・マルティネス、8番ショート・水野、9番キャッチャー・田宮を組み、万波はベンチスタート。 初回の攻撃は1死から矢澤が死球、清宮幸が左前安打でつなぎ一、二塁に。するとレイエスが西武先発・髙橋光成の縦スライダーを捉え、左翼スタンドへ2位と5本差のリーグ独走19号3ランを運び、3-0と先制。 山﨑福也は4勝2敗、防御率1.54で今季13先発目。前回登板の9日・ロッテ戦(ZOZOマリン)では9回1失点、今季2度目の完投勝利。西武戦は2度登板し、防御率0.00も0勝0敗。田宮とは2試合連続で今季5度目のバッテリーを組む。 3点の援護を受けた山﨑福也は、初回2死から渡部聖に中前安打もネビンを3球で空振り三振に斬る。 しかし2回裏、1死から山村をサード・清宮幸のファンブルにより出塁を許す。自身の暴投で二塁に進まれると、続く7番・長谷川にセンターへ適時二塁打を弾き返され3-1。 2回の攻撃は三者凡退。3回は1死から矢澤が中前安打を放つと、外野守備がもたつく間に二塁へ。さらに2死から髙橋光成の暴投で三塁に進んだが、レイエスが遊ゴロ。4回は先頭の石井が右前安打も、後続が3つの内野ゴロに打ち取られると、5回は三者凡退に終わった。 一方、山﨑福也は3回の上位打線をわずか6球で三者凡退、4回は1死から村田に左前安打も後続を退ける。 しかし5回裏、安打と2四球で1死満塁のピンチを背負うと、3番・渡部聖に初球のチェンジアップを中前へ運ばれると、捕球した五十幡は三塁へ送球も悪送球。逸れたボールがカメラマン席に飛び込み走者一掃を許すと、打者走者・渡部聖もテイクワンベースで三塁へ進み(記録は渡部聖の中前適時打と五十幡の失策)、3-4と一気に逆転された。 山﨑福也は6回もマウンドに上がると、山村、長谷川、古賀悠の下位打線を三者凡退に抑えた。山﨑福也は6回91球、被安打5、奪三振4、与四球2、4失点(自責1)だった。 7回は2番手・上原が滝澤を遊ゴロ、西川を二ゴロ、外崎を一邪飛に打ち取り5試合連続無失点。8回は3番手・玉井が1死からネビンに左前安打も村田を空振り三振、山村を三邪飛に打ち取った。 1点を追う打線は6回、髙橋光成の前にクリーンアップが凡退。7回は西武2番手・ウィンゲンターに途中出場・万波、マルティネス、水野が三者連続三振に倒れると、8回は西武3番手・甲斐野に対し、2死から矢澤が右前安打も清宮幸が空振り三振で無得点。 そして最終回も西武守護神・平良の前に追いつくことができずゲームセット。山﨑福也は3敗目(4勝)。