トヨタ最新「クラウン」に注目! 最上級より「300万円以上オトク」な"シリーズ最安モデル"とは? 「リッター22キロ超え」の低燃費&タフボディ採用の「クロスオーバー G」がスゴイ!

トヨタの「クラウンシリーズ」の全4車種(クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステート)のなかで、最も安価なモデルとは一体どんなクルマなのでしょうか。

トヨタ最安「クラウン」どんなクルマ?

 トヨタは16代目「クラウンシリーズ」として、セダンとSUVを融合させた「クロスオーバー」、スポーティな走りを楽しめる「スポーツ」、新たなフォーマルを表現した「セダン」、大人の雰囲気と余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」の全4車種を展開しています。  

 そのなかで最も安価なモデルとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

16代目クラウンのなかで一番安いモデルとは?

 クラウンは1955年に誕生し、日本を代表する高級車として長年にわたりラインナップされ続けているロングセラーモデルです。

 現行モデルである16代目は、多様化するお客様の価値観やニーズに応えるため、ボディ形状や駆動方式を固定観念にとらわれない4つのモデルを展開し、大きな進化を遂げました。

 そのなかでも、最も安価なモデルは、クラウンクロスオーバーに設定されている「G」です。

 2022年に発売されたクラウンクロスオーバーは、セダンの常識を打ち破る大径タイヤを採用しています。

 ボディとタイヤの隙間のバランスも徹底的に吟味されており、セダンとSUVの特長を融合させた斬新なデザインの車です。

 このクラウンクロスオーバーには、「RS」「Z」「G」の3つのグレードが用意されています。

 そのなかで最も安価な「クラウンクロスオーバー G」のボディサイズは、全長4930mm×全幅1840mm×全高1540mm、ホイールベース2850mmで、他のグレードと変わらないサイズ感となっています。

 外観では、ヘッドランプにBi-Beam LEDヘッドランプとLEDクリアランスランプを組み合わせたフルLEDを採用しており、視界が良好です。

 足元には同じ225/55R19タイヤと19×7Jアルミホイールが装備されています。

 大径タイヤの採用により、従来のセダンよりもヒップポイントが高くなり、乗り降りのしやすさと優れた視界を確保しています。

 力強いスタイルでありながら、上質な印象を与えます。

 ボディカラーはマッシブグレードとブラックが標準色で、メーカーオプションとしてプレシャスシルバーとプレシャスホワイトパールのほか、ルーフをブラックに塗装したツートンカラーなど、全11色から選択可能です。

 一方、内装色はブラックのみの1パターンですが、過度に飾り立てず温かみのある金属加飾が施されており、高級感があります。

 コックピット周りには、本革巻きステアリングホイール、12.3インチTFTカラーメーター、マルチインフォメーションディスプレイが標準装備されています。

 室内寸法は室内長1980mm×室内幅1540mm×室内高1170mmで、頭上や前後の空間が広く、どの席に座っても快適に過ごせるよう配慮されています。

 乗車定員は他のグレードと同じ5名で、シートにはファブリックと合成皮革が採用されています。

 安全性能面では、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が機能向上とともに標準装備され、先進機能を強化して安全性を高めています。

 さらに、渋滞時の安全運転をサポートする「アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)」や、駐車シーンでスムーズな入出庫を行いリモート操作も可能な「アドバンストパーク(リモート機能付)」など、安心で便利な先進機能も備えています。

 パワートレインは、システム最高出力234psの2.5リッターHEV(ハイブリッド車)です。

 駆動方式は、加速時や雪道でスムーズに4WDに切り替わり、発進性や走行安定性を賢くサポートするE-Fourを採用。

 燃費(WLTCモード)は22.4km/Lを記録しています。

 なお、クラウンクロスオーバー Gの価格(消費税込み)は515万円で、クラウンシリーズのなかで最も高価な「クラウン Z(燃料電池車)」の830万円と比較すると、300万円以上の価格差があります。

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