セブンイレブンで本気のせんべろ チャレンジをした結果 → 自分の天才さに酔いしれた

物価、上がりすぎじゃない?

ワンコインランチどころか、ランチ代に1000円払っても足りないのが当たり前の時代になってきた。

そんな世知辛い世の中でも安くて美味いお酒が飲みたい! せんべろがしたい‼︎ そう、「せんべろ」は我々酒飲みにとって希望の光のように言われているが、最近疑問に思うことがある。

飲み屋街では「おばんざい数品とお酒1杯でせんべろセット」と打ち出されているものをよく目にするが、それは単なるお得なセットというだけで、果たしてせんべろと呼べるのだろうか。

・真のせんべろとは

そもそもせんべろの意味を思い出してほしい。「千円でべろべろになれる。」これだ。

べろべろになるには、お酒が足りなきゃ始まらない。私的には「酒は3杯以上」、加えて「おつまみ2種以上」がせんべろの最低ライン。異論は認めるが、これが個人的なせんべろの真の姿だ。

ならば理想的なせんべろを自分で作れば良いのではないか……? ということで今回は、セブンイレブンでガチのせんべろチャレンジを決行したぞ。

ちなみに、熱心なロケットニュース読者に向けて説明すると、今回の企画は「佐藤のせんべろクッキングシリーズ」とは別物。酒好き女の酒好きのための純然たるせんべろ企画であります。

・天才かもしれない

それではさっそく購入品を紹介しよう。

お花見やピクニックなどが楽しい季節になってきた今、外でも楽しめるよう調理不要でそのままパクっといけるラインナップで揃えてみたのでぜひご覧いただきたい。価格は全て税込価格で記載しているぞ。

•大関ワンカップジャンボ(236円) •プレミアム強炭酸水(85円) •おでん(298円) •ひじき煮(138円) •いなば とりレバー缶(128円) •ペヤングソースカツ(11円)

•チロルチョコ(27円)

以上7品。気になる合計は……

1000円ぴったり! 天才かよ‼︎

レジで「お会計は1000円です。」と言われた瞬間、店内BGMがファンファーレに聞こえたのはここだけの話である。脳内では拍手喝采&スタンディングオベーション。店員さんには悟られないよう平静を装ったけど、心の中は完全に優勝してた。

さて今回のメインのおつまみだが……おでん、ひじき煮、とりレバー。“和”の極み三種盛り。ちなみにセブンのおでんは温めなくてもそのまま食べることが出来るので、しっかり外でも楽しめるぞ!

そしてデザート枠としてチロルチョコもイン。デザートまで入って1000円だ。1円も持て余すことなく計算し尽くしたこのラインナップ……もう一度言う、天才か。

・ワンカップの実力を侮るなかれ

冒頭でせんべろの定義は最低3杯と豪語していたが「ワンカップしかないじゃん!」と思った方、ご安心ください。

このワンカップの内容量は300ml。アルコール度数は約14度である。これが下手なチューハイ3本より効くのだ。

お酒の強さは強過ぎず弱過ぎずの私もこの1本でしっかり酔うことができたぞ。

そしてワンカップといえば、個人的には公園や駅などでおじさまが飲んでいる印象が強いお酒だが、意外にもすっきりしてて普通に美味しい。さらに飲み方だって工夫できる優れものだ。

まずはそのまま冷酒でクイッといく。キレと香りを楽しむ王道ルート。

次に炭酸水で割って、日本酒ハイボール。爽快感マシマシで2杯目。

最後におでんの出汁を使って……

出汁割り! 体に染みる3杯目!

1本で三度美味しい。いや、三倍酔える。これぞせんべろ界のトリックスター。

日本酒のポテンシャルを完全に解放しながら、つまみもどれも実力派。特にレバー缶、これがしっとり濃厚で日本酒との相性が抜群なんだよな。

ひじき煮も安定の優しさで舌を癒してくれるし、おでんは言わずもがな安定の美味さ。ソースカツはジャンク欲を満たし、チョコで〆る。最高か!

・セブンでせんべろお試しあれ

セブンでせんべろチャレンジは正直不安だったが、我ながら無駄なくしっかりと酔えるラインナップをチョイスできたのではなかろうか。近年稀に見る自画自賛ぶりである。

みなさんもぜひ、近所のコンビニで「本気のせんべろ」チャレンジしてみてほしい。外飲みが気持ちいい今の季節、花見やピクニックなどで公園でやればさらに最高。ゴミは持ち帰ろうな!

参考リンク:セブンイレブン 執筆:大島あさ未 Photo:RocketNews24.

▼ペヤングと言われなければペヤングとわからぬ味だった

▼本当はこちらのおでんを購入したかったが予算の兼ね合いで断念した

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