メキシコ大統領「即時報復せず」、米の鉄鋼・アルミ関税受け

メキシコのシェインバウム大統領は12日、米国が発動した全ての貿易相手国に対する25%の鉄鋼・アルミニウム関税に対し、メキシコ政府は直ちには報復措置を取らず、今後数週間で解決策が見い出せることを待つと語った。写真は1月、メキシコ市で撮影(2025年 ロイター/Henry Romero)

[メキシコ市 12日 ロイター] - メキシコのシェインバウム大統領は12日、米国が発動した全ての貿易相手国に対する25%の鉄鋼・アルミニウム関税に対し、メキシコ政府は直ちには報復措置を取らず、今後数週間で解決策が見い出せることを待つと語った。

シェインバウム大統領は記者会見で、報復措置については4月2日まで待ち、メキシコ側の相互関税の定義が適用されるかどうか見極めたいと述べた。

米トランプ政権は12日、貿易相手国に対する25%の鉄鋼・アルミニウム関税を発効させた。これまでの除外措置や無関税枠が失効したのに伴う関税の実質的な引き上げが、貿易戦争の激化につながる恐れがある。 もっと見る

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