背面にドット液晶を搭載し4つの50MPカメラも詰め込んだ「Phone (3)」&耳当て四角形なワイヤレスヘッドホン「Headphone (1)」をNothingが発表

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外観や効果音など細部までこだわったプロダクトを多数発表しているデバイスメーカーのNothingが、背面にドット液晶を搭載したスマートフォン「Phone (3)」と同社初のワイヤレスヘッドホン「Headphone (1)」を2025年7月2日(水)に発表しました。

Phone (3) | Nothing | UK

https://nothing.tech/products/phone-3?Colour=White&Capacity=12%2B256GB

Headphone (1) | Nothing | UK

https://nothing.tech/products/headphone-1?Colour=White

◆Phone (3)

Phone (3)はホワイトとブラックの2色がラインナップされています。

背面の右上には「Glyph Matrix」と呼ばれるドット表示式のディスプレイを搭載。その一方で、これまでのNothing製スマートフォンの特徴であった「背面で明滅するLEDライン」は廃止されています。

カメラはバックカメラ3個とフロントカメラ1個を搭載。4個すべてのカメラが50MPの高画素仕様です。Phone (3)の体験会に参加したEngadgetは「カメラアプリは過去のNothing製スマートフォンと比べて高速に動作し、低照度での撮影性能はGoogleのPixelシリーズに近いように感じた」とコメントしています。

SoCはSnapdragon 8s Gen 4を採用。価格は「RAM容量12GB:ストレージ容量256GB」のモデルが799ドル(約11万5000円)で、「RAM容量16GB:ストレージ容量512GB」のモデルが899ドル(12万9000円)です。

Phone (3)は世界展開では2025年7月4日に予約が始まり、2025年7月15日に発売予定。ただし、日本での展開については、2025年夏に詳細が公開される予定です。

◆Headphone (1)

Headphone (1)は音響機器メーカーのKEFと共同開発されたワイヤレスヘッドホンで、四角いハウジング部に40mmのダイナミックドライバーが詰め込まれています。また、AIを用いて通話時のノイズを抑制する機能も搭載しています。

Headphone (1)もホワイトとブラックの2色展開です。

ワイヤレスヘッドホンの中にはタッチ式の操作体系を採用しているものも多いですが、Headphone (1)は物理ボタンを多く搭載しているのがポイント。Headphone (1)を一足先に試用したHow-To Geekは「これまで経験した中で最もユーザーフレンドリーな操作体系」と評しています。 Headphone (1)の価格は299ドル(約4万3000円)で、日本での展開については「今夏を目途にお知らせする予定」とのことです。

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