Windows 11最新アプデでSSDが壊れる不具合「Windows側の問題」とPhison調査結果公表も社員再現できず…
現在問題となっているWindows 11におけるストレージ高負荷時のSSD破損問題ですが、フラッシュメモリーコントローラーのメーカーPhisonの社員が「当該の不具合再現できず」との現状をテック系メディアのフォーラムにて明らかにしました。
また、高負荷時の発熱の影響軽減のため製品を問わず長時間使用時にはヒートシンクの使用をするよう呼びかけています。
Phison「Windows側の不具合」との初期回答からトーンダウン、メーカーすら再現できぬ不具合に解決の糸口未だ見えず
今回不具合に関する現状報告を行ったのは、Phisonのテクニカルマーケティングディレクター Chris Ramseyer氏です。
氏は8月28日にテック系メディアTom’s Hardwareのフォーラムに返信を投稿、それによれば当初X上に投稿された手続きで調査を実施するも再現できていないとのこと。対象製品や発生時の条件を公開されているものと統一、それも発生時同様にゲームを敢えて日本語設定にした上でインストールするほどの細かさで揃えてもなお、当該不具合を確認できていないとしています。
C)Getty Images (Photo by NurPhoto / 寄稿者)さらに再現できていないのはPhisonのみならず、複数のパートナーおよび他者も問題を調査中にもかかわらず、再現に成功したテストラボの存在すら確認できていないとのこと。
Phisonは問題の広がりを受け、8月19日から20日という比較的早い段階で調査を実施。それを踏まえたうえで「Windows側の不具合であると判明した。」とする報告を行っていたことから、当初の発表からトーンダウンした形となります。
発生要因に関するブレインストーミングの結果として、「高性能SSDを長時間使用する場合には、ヒートシンクが必要である」ことの再確認が重要であるとした上で、「例え超消費電力型SSDであっても、長時間使用時にはサーマルスロットリングが発生する」ことから、長時間ストレージへアクセスし続ける場合には放熱対策としてヒートシンクを利用するよう呼びかけています。
《ライター:K.K.,編集:H.Laameche》