【異物混入】全店一時閉店を発表した「すき家」、現在も営業中の店舗に行ってみたらこうだった

異物混入問題で「すき家」が揺れている。鳥取南吉方店で提供した「みそ汁」に異物(ネズミ)が混入していた件に続き、昭島駅南店で害虫が混入していたことも発覚。

深刻な問題が立て続けに起こったことで、すき家は「3月31日午前9時から4月4日午前9時まで一部店舗をのぞく全店を一時閉店する」と発表した。

つまり、本記事を書いている4月1日時点ではどの店舗も閉まっている……と思いきや、実は一部の店舗は現在も営業中なのだ。そのうちの1つ・新宿NSビル店に行ってきたので報告しよう。

・タイミングがタイミングなので

最初に断っておくが、今回はテイクアウトでの利用&店内の写真は無しとさせていただく。

というのも、今のタイミングで「すき家」の方に「店内で撮影させてください〜」とお願いしたり、注文した料理を席でパシャパシャと撮るのは、すき家のスタッフを不安にさせそうで気が引ける。

もちろん、店内の状況や料理等については忖度なしでお伝えするが、すき家を取り巻く状況が状況だけにそのような形となることをご了承いただきたい。

・お客さんはいるの?

さて、多くの人が気になっているのは「あんな問題が起こって店にお客さんはいるの?」ってことかと思う。そのあたりを確かめるべく、昼の12時頃にお店に向かってみると……

席の6割ほどが埋まっていた!

ただし、ランチのピークタイムで、さらにビジネス街のど真ん中にある店舗であることを考えたら、6割というのは寂しい気もする。

一方、あれほどの事件があり、さらに多くの店舗が一時閉店している中で席の6割が埋まっているのは健闘していると言えなくもない……気がする。

どちらにせよ、店内は(ランチタイムにしては人が少ないことを除けば)いつものすき家と変わらない。めっちゃ平和。どこの牛丼店でもよく見かける光景が広がっており、SNSとの温度差を感じる。

また、よく言われるすき家のオペレーションだが、私が訪れたときはマンパワーにも余力がある印象。まあ、お客さんがいつもより少ないってのもあると思うが、複数のスタッフが余裕をもって店を回しているように見えた。

・チーズ牛丼を注文

おかげで、ランチのピークタイムでも料理がすぐに来た。私が注文したのは、とろ〜り3種のチーズ牛丼(並・690円)。サラダのランチセット(プラス150円)をつけて合計840円だ。

持ち帰って開封すると……いたって普通のチーズ牛丼である。

ただ改めて食べてみると、すき家の牛丼は牛肉と米のバランスが良い気がした。吉野家や松屋に比べると球速や変化球のキレでは劣るが、1番制球力があるというか……。

だからこそ、「チーズいるかな?」と思ってしまったのが正直なところなのだが、それは私がただ単にチーズ牛丼を食べ慣れていないだけかもしれない。実際にチーズ牛丼を絶賛していた記者もいるから、好みの問題も大きいだろう。

そしてもう1つ正直に言うと、最初の一口を食べる瞬間は “SNSで見たあの光景” が脳裏をよぎった。もちろん異物なんて入っていなかったものの、アレを見た後は食べるのが怖くなってしまう……って人もやはりいるだろう。

そのイメージを払拭するのは簡単なことではないが、すき家からしたらやるしかない。でも、どうやって? 全店を一時休業するのが第一歩になるにしても、結構大変な道のりになるような……。

この難問、すき家は一体どのように解決していくのだろうか? すき家復活を期待しつつ、今後の展開を見守りたい。

参考リンク:すき家「異物混入に関するお詫びと全店一時閉店に関するお知らせ」 執筆:和才雄一郎 Photo:RocketNews24.

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