「徹夜で並んだ理由がこれ」Apple梅田2000人殺到の現場で見た感動の瞬間7選(g.O.R.i)

2025年7月26日午前10時、多くの人が待ち望んでいたApple梅田がついにオープンしました。

なぜ人々は徹夜してまで並んだのか。その答えは、現場で目撃した感動的な瞬間にありました。グランフロント大阪にオープンした新しいApple Storeには、なんと約2,000人もの人が殺到。その理由となった7つの特別な瞬間を写真とともにお伝えします。

オープンを祝して、Apple CEOのティム・クック氏もTwitter(現X)でお祝いのメッセージを投稿するなど、世界的にも注目されるオープンとなりました。

【瞬間1】徹夜組も疲れ知らず、12時間待っても笑顔

前夜から並んでいた先頭グループは、明け方に店舗の目の前への移動が許可されました。12時間近く待ち続けているにも関わらず、疲れた様子は全く見せません

カメラを向けると快くポーズを取ってくれる皆さんの表情からは、待ちに待ったオープンへのワクワク感が溢れ出ていました。

グランフロント大阪という商業施設内の立地のため、行列は一箇所に長く続くのではなく、様々なエリアに分散する形で形成されていたのが印象的でした。

【瞬間2】Apple Vision Proで待機する強者も登場

徹夜で並ぶほどの熱狂的なファンの中には、驚くべき光景も。オープン時間が近づくと、一人の方がApple Vision Pro(アップルの最新VRヘッドセット)を取り出して装着したのです。さすがは筋金入りのAppleファンといったところでしょうか。

一方、新しいApple Storeで働くスタッフの皆さんも、開店時間が近づくにつれて気持ちが高まっている様子が伝わってきました。

【瞬間3】感動のハイタッチイベントで最高潮に

オープンまで数分というタイミングで、店長にあたるストアリーダーのスコット・ノルマンディー氏を先頭に、大勢のスタッフが店舗から飛び出してきました。これは、Apple Storeのオープンでは恒例となっている、スタッフと並んでいるお客さんがハイタッチを交わすイベントです。

徹夜明けなんて関係ありません。ファンの皆さんもスタッフと心を込めたハイタッチを交わしていました。ただし、この特別な体験ができるのは先頭付近に並んでいた方々に限られていたようです。徹夜してまで並ぶ意味の一つは、こうした特別な瞬間を体験できることにもあるのでしょう。

【瞬間4】ガラス越しに伝わる熱気とカウントダウン

オープン直前、ハイタッチを終えたスタッフが再び店舗内に集まり、円陣を組む姿が見えました。ガラス越しでも伝わってくる熱気。その想いは、ガラスの向こうで待ちわびるファンの皆さんにもしっかりと届いているようでした。

そして午前10時まで1分を切ったところで、いよいよスコット氏が登場。大きな声でカウントダウンが始まりました。

「10!9!8!...3!2!1!」「イェーーーーイ!」

【瞬間5】突風のようなエネルギーが店内へ

待っていた人と迎える人。お互いの持つエネルギーがぶつかり合う瞬間です。まるで突風のような凄まじいエネルギーがApple梅田のドアを通り抜け、スタッフの皆さんが笑顔でその想いを受け止めていました。

「盛り上がっているのはお客さんだけ」と思われるかもしれませんが、スタッフの皆さんの熱い眼差しもぜひ見ていただきたいと思います。徹夜するほどのファンが持つ熱量を受け止めるには、スタッフ側も同じくらいの熱量が必要なのかもしれません。

【瞬間6】記念品配布で歓喜の嵐

待ちに待った入店を果たしたお客さんたちには、Apple梅田の記念品が配られました。なんという熱気、なんという盛り上がりでしょうか。「この瞬間に立ち会えて幸せだ」——筆者を含めて、多くの人が同じように感じたに違いありません。

Apple梅田はバリアフリーが強く意識された店舗設計となっており、車椅子を利用されるお客さんの姿も見かけました。この方も長時間並んで待っていらっしゃったのでしょうか。

【瞬間7】オープン初日ならではの特別感

初日に商品を購入すると、スタッフの皆さんが特別に盛り上げてくれるなど、オープン日ならではの演出もありました。素敵な笑顔が印象的でした。

意外と広い店内も、これほど多くの人が入るとぎゅうぎゅう詰め状態に。立っているだけで汗だくになるほどでしたが、筆者自身も多くの方々と写真を撮らせていただくなど、二度と体験できない素敵な時間を過ごすことができました。

Apple梅田、グランドオープン本当におめでとうございます。次は銀座のリニューアル完成が待ち遠しいですね。

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