Googleがリークに降参?Pixel 10のフライング公開で見えてきたスペックと一抹の不安
最近のテック企業にとって、新製品の情報を発売まで秘密にしておくのは至難の業です。 先日、ベースモデルであるPixel 10の新たなレンダリング画像がリークされ、そのあとすぐPixel 10 Proのリーク情報が続きました(いずれもAndroid Headlines発)。 これを受けてか、Googleはついに諦めたかのように、Pixel 10本体の動画を自ら公開するという異例の手段に出ました。 【この記事のポイント】 相次ぐリーク情報を受け、Googleが異例の対応として「Pixel 10」の公式ティザー動画を先行公開 動画に登場したPixel 10 Proとみられるモデルは前機種と酷似しており、大幅な進化は期待薄かもしれない Proのリークが的中したことで、ベースモデルのカメラが一部「性能ダウン」するという噂の信憑性が高まっている
GoogleストアのPixel 10のページでは、数字の「10」がピクセルの象徴であるカメラバーに変形し、ズームアウトして端末の全貌が現れるという短い動画が公開されています。 GoogleはこれがベースモデルなのかProモデルなのか明言していませんが、ストアのページやURLには「Pixel 10」としか記載されていません。 しかし、動画に映っている端末は、噂されているPixel 10 Proの外観にそっくりです。 これは少々残念な話かもしれません。というのも、前モデルから大きく変わると期待されているのは、ベースモデルのPixel 10のほうだからです。 噂では、通常のPixel 10は超広角カメラの性能を一部犠牲にする代わりに、新しい望遠レンズを搭載すると言われています。 それに対し、Googleの動画に登場したPixel 10 Pro(と思われる製品)は、Pixel 9 Proとほとんど見分けがつきません。 これは機能が削られることはないという意味ですが、おそらく進化の幅も小規模なものにとどまるでしょう。