『牧場物語 Let’s!風のグランドバザール』Steam同接1万人突破の“圧倒的に好評”スタート。Steamでの『牧場物語』シリーズ史上最大人気

マーベラスは8月28日、『牧場物語 Let’s!風のグランドバザール』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch。本作は、さっそく多くのプレイヤーを集め、高い評価を獲得している。

本作は、ほのぼの生活ゲーム『牧場物語』シリーズの最新作だ。2008年発売の『牧場物語 ようこそ!風のバザールへ』のリメイク版にあたる。

『牧場物語 Let’s!風のグランドバザール』では、山あいの町そよかぜタウンを舞台に牧場経営をおこなう。この町は、かつては世界一の大バザールが開催されることで知られたが、今は寂れてしまっている。そこでプレイヤーは、そよかぜタウンに移住してきた新たな牧場主となって、もう一度バザールを盛り上げることを目指す。

牧場では、作物を育てたり動物たちのお世話をしたりする。畑を耕し、野菜や果樹、花などの種を植えて、毎日肥料や水をやることで作物は育っていく。また、ウシやニワトリ、アルパカやヒツジなどの動物は、餌をあげたりブラッシングをしたりしてお世話をすることで、ミルクや卵などを得ることが可能だ。

さわやかな風が吹くそよかぜタウンには風車が複数存在し、その動力を使って、牧場や自然の中で得た恵みを加工可能。たとえば、ミルクとミントを組み合わせるとヨーグルトが完成する。またグライダーを使い、風に乗って移動できることも本作の特徴となる。

そして、そよかぜタウンの広場では週に一度バザールが開催されており、プレイヤーもお店を出すことができる。牧場で育てた作物や、動物たちの副産物を出品するのだ。お店が繁盛するに従ってバザールも盛り上がり、徐々にお客やお店が増えて規模が大きくなっていく。そうして世界一の大バザール・グランドバザールの開催へとつなげるわけだ。

このほか、町には個性豊かな住人が暮らしており、交流することが可能。心を通わせ物語を紡ぐ中では、友情や恋愛などさまざまなコミュニケーションを楽しめる。

本作は、PC(Steam)/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch向けに先日8月28日にリリース。Steamのユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約530件のうち95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。また、PC(Steam)版の同時接続プレイヤー数はローンチから連日ぐんぐん増加し、これまでのピーク時には約1万2000人に達した(SteamDB)。Steamでは『牧場物語』シリーズとして『牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ』や『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』などがリリースされている。『牧場物語 Let’s!風のグランドバザール』はそんなシリーズ作品の最大同時接続プレイヤー数をすでに突破しており、かなりの盛況ぶりであることがうかがえる。

レビューにおいては、ニンテンドーDS向けだったオリジナル版をベースとしつつ、現代向けにしっかりリメイクされて遊びやすくなった点や、フルボイス対応などキャラクター表現の進化、作物や動物のバリエーションアップ、そしてバザールを盛り上げる楽しさなどが好評だ。細かな不満要素を列挙する熱心なファンも少なくないが、そのほとんどが好評レビューとして投じており、基本的には高く評価されていると言えるだろう。

『牧場物語 Let’s!風のグランドバザール』は、PC(Steam)/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch向けに発売中だ。

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