横浜でリニューアル 日本開催PGAツアーに松山英樹らタレント集結
◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前情報◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)
アジアで唯一のPGAツアー(米国男子ツアー)競技が神奈川県の横浜CCを舞台にリニューアルして開催される。「ベイカレントクラシック Presented by レクサス」は2019年から行われた「ZOZOチャンピオンシップ」を引き継ぎ、9日(木)に開幕。日米ツアーから参戦の78人が火花を散らす。
多くの選手が来季の出場権確保を目指すフェデックスカップ・フォールの第3戦は秋季シリーズの中でも異質の大会。予選カットなしで全員が4日間72ホールをプレーする。今回からPGAツアーの主催競技となり、経営コンサルタント大手ベイカレント(東京都港区)、トヨタ自動車のレクサスがタイトルスポンサーを務める。
昨年、千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野CCでツアー2勝目を飾ったニコ・エチャバリア(コロンビア)、一昨年王者のコリン・モリカワ、そして2021年に優勝した松山英樹が歴代王者としてエントリー。松山は9月のDPワールドツアー(欧州男子ツアー)「BMW PGA選手権」(13位)以来の実戦となる。
モリカワの他にも2週前の欧米対抗戦「ライダーカップ」メンバーで、両親が日本で生活した経験もあるザンダー・シャウフェレが米国選抜から出場する。欧州メンバーからはニコライ・ホイゴーとラスムス・ホイゴー(ともにデンマーク)の双子兄弟が登場。PGAツアーを主戦場とする日本勢は松山の他に金谷拓実、久常涼、大西魁斗がフィールド入りした。
日本ツアーからは生源寺龍憲がリードする直近の賞金ランキング上位7人が出場権を獲得。蝉川泰果は国内メジャー「BMW ツアー選手権森ビルカップ」優勝で資格を得た。DPワールドツアーでプレーする中島啓太のほか、石川遼、堀川未来夢、中西直人はスポンサー推薦で出場する。横浜CCでは昨年まで日本ツアー「横浜ミナトチャンピオンシップ」を開催し、中島は23年、賞金ランク4位の米澤蓮は24年大会で優勝した。
また、松山がホスト役を務めたアマチュア予選会を突破した小林大河(日大4年)が出場。世界最高峰のツアーに挑戦する。
<主な出場予定選手> ニコ・エチャバリア、マックス・ホマ、コリン・モリカワ、イム・ソンジェ、ミンウ・リー、キム・シウー、ザンダー・シャウフェレ、トニー・フィナウ、ゲーリー・ウッドランド、ニコライ・ホイゴー、ラスムス・ホイゴー、アダム・スコット、トム・キム、松山英樹、久常涼、金谷拓実、大西魁斗、蝉川泰果、石川遼、中島啓太、生源寺龍憲、比嘉一貴、米澤蓮、金子駆大、小西たかのり、小平智、河本力、堀川未来夢、中西直人、小林大河(アマ)