トランプ氏、1カ月半内にサウジ訪問か 1兆ドルの対米投資で合意へ
トランプ米大統領(写真)は7日、核問題を巡りイランと協議を望む意向を示し6日にイラン首脳宛てに書簡を送ったことを明らかにした。6日撮影。(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein/File Photo)
[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、2期目最初の外遊先としてサウジアラビアを訪問する可能性が高いとの見方を示した。サウジによる1兆ドル以上の対米投資に関する合意を結ぶ見込みという。
ホワイトハウスで記者団に対し、おそらく今後1カ月半の間に訪問すると述べた。また、1期目の2017年に最初の外遊先としてリヤドを訪れ、サウジによる3500億ドル相当(当時)の投資を発表したことに言及した。
トランプ氏は自身の要請でサウジが米国製の軍事装備品購入など、米企業に4年間で1兆ドルの投資を行う用意があるとした。
「彼らがそうすることに同意したので、私は(サウジに)行くつもりだ。彼らとは素晴らしい関係を築いている」と語った。
サウジは米国の外交政策でより重要な役割を果たしつつある。トランプ政権のウィットコフ中東担当特使は6日、ウクライナと和平合意や停戦の枠組みを巡り協議しており、来週サウジでウクライナ当局者と会談する計画だと明らかにした。 もっと見る
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