【巨人】中日に逆転負けで連勝止まる...阪神と11G差 西舘がボスラーに痛恨逆転3ラン、6失点で自身3連敗 キャベッジ1試合2発、全5打点も

■プロ野球 中日 8-5 巨人 (29日 バンテリンドーム) 巨人は中日に逆転負けで連勝が3で止まり、後半戦初黒星。44勝45敗1分で借金生活に転落した。また首位阪神が広島に勝利したため、11ゲーム差に広げられた。試合は初回にキャベッジが9号3ランを放ち先制するも、パーフェクト投球の西舘が4回に暗転。上林に適時打を浴びると、ボスラーに逆転3ランを献上し試合をひっくり返される。さらに5回には岡林に3号2ランを浴び6失点。6回にキャベッジがこの日2発目の10号2ランで再び1点差に詰め寄るも、6回にバルドナードが2失点と流れをつかめず、打線も救援陣を打つことができなかった。 スタメン野手は1番ライト・丸、2番センター・佐々木、3番ショート・泉口、4番レフト・キャベッジ、5番キャッチャー・岸田、6番セカンド・吉川、7番ファースト・増田陸、8番サード・リチャードのオーダーを組んだ。 相手先発・大野に対し、丸が中前安打を放つと、佐々木が犠打を決め、泉口が死球で一、二塁と走者を溜めると4番に座るキャベッジが右翼席への先制9号3ランを放つ。 先発の西舘は今季12度目の登板で先発は7度目、2勝2敗、防御率3.53。前回の7月17日・ヤクルト戦(神宮)は6回2/3を10安打2失点(自責2)で勝ち負けつかず。中日戦は今季2度目、前回の7月8日(山形)は先発で5回4安打2失点(自責2)で勝ち負けつかず。 援護をもらって迎えた1回裏は3者連続空振り三振とこれ以上ない立ち上がり。続く2回、3回も三者凡退のパーフェクトに抑え1巡目は走者を許さず。 しかし4回に先頭の岡林に四球を出し初めて走者を背負うと、2番・田中に右前安打を浴び、3番・上林の打球はレフト前へのポテン安打となり二塁走者が生還。3-1と反撃を許すと、細川を捕飛に打ち取り1死一、二塁から5番・ボスラーに右翼席中段への逆転8号3ランを浴び3-4と試合をひっくり返される。 一方の打線は2から4回まで安打が生まれず佐々木の四球のみに封じられると、5回は8番・リチャードからの攻撃で三者凡退。 西舘は5回裏、先頭の石伊にレフトフェンス手前まで運ばれると、キャベッジがグラブに当てるも捕球できず二塁打となり、大野に犠打を決められ1死三塁。ここで1番・岡林に右翼席への3号2ランを許し3-6と突き放される。 直後の6回の攻撃は、1死から泉口が左前安打を放つと、キャベッジが右翼席への10号2ランを放ち5-6と1点差に詰め寄る。 西舘は5回を投げ、75球、6安打、1四球、7奪三振、6失点で降板。6回裏からは2番手でバルドナードが登板するも、先頭のボスラーにライトへ二塁打を打たれると、犠打、四球で一、三塁となり石伊にセーフティスクイズを決められ5-7。さらにバルドナードも打球を処理できずなおも一、二塁から代打・鵜飼に中前適時打を浴び5-8と再び3点差に。 7回の攻撃は中日2番手・藤嶋に対し、1死からリチャードが中前安打、代打・大城卓が左前安打と連打で1番・丸に回すも右飛、佐々木は二ゴロに倒れ2者残塁。 8回は中日3番手・橋本に対し、泉口が二遊間へゴロを打つもセカンド・田中の好守に阻まれ1死。キャベッジが空振り三振で2死から岸田が内野安打を放つも、吉川も空振り三振に倒れる。 9回は中日4番手・マルテの前に追いつくことができず試合終了。

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