ロシア、リチウムの国内採掘開始すべき=プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領は21日、同国は電気自動車(EV)用バッテリーの主要原料であるリチウムや、レアアース(希土類)を含む鉱物資源の採掘を開始する計画を加速させる必要があるとの見解を示した。(2025年 ロイター/Sputnik/Mikhail Metzel/Pool via REUTERS)

[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は21日、同国は電気自動車(EV)用バッテリーの主要原料であるリチウムや、レアアース(希土類)を含む鉱物資源の採掘を開始する計画を加速させる必要があるとの見解を示した。

ロシアは以前はリチウムを輸入に頼っていたが、ウクライナ侵攻を背景とした欧州諸国による制裁を受け、自国の鉱床開発の必要性が増している。米地質調査所(USGS)が昨年発表したところによると、ロシアのリチウム埋蔵量は約100万トンに上る。

天然資源を巡っては、トランプ米大統領が今月、ウクライナに軍事支援の見返りとして同国のレアアースの供給を求めると言明。同時に、ウクライナの巨大なリチウム鉱床にはロシアの地上部隊も迫っているとされる。 もっと見る

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