ゴール失点失点ゴールゴール失点ゴールゴール…川崎Fがシーソーゲーム制して2連勝! 町田は公式戦14試合ぶり黒星
J1リーグは31日に第28節を行った。川崎フロンターレとFC町田ゼルビアの対戦は、川崎Fが5-3で勝利。6月14日の第20節以来となる今季4度目の2連勝となった。
前半20分、川崎Fが先制に成功。ピッチ中央をMF伊藤達哉がドリブルで突破する。距離のあるところから右足シュートを放ち、ゴール右隅に決め切った。だが28分に町田が追いつく。MF相馬勇紀が左サイドを抜け出してクロス。ファーサイドのMFナ・サンホがダイビングヘッドで叩き込んだ。
町田は前半36分に逆転。中盤で得たFKをMF下田北斗が左足で蹴り込む。30mの距離を放物線を描きながらゴール右隅に決め切り、2-1とリードを奪った。
しかし川崎Fも前半のうちに追いつく。前半アディショナルタイム4分過ぎ、MF山本悠樹がPA手前から浮き球パス。PA内に入れたボールをFWエリソンがヘディングシュートで押し込む。2-2と振り出しに戻した。
前半を2-2で折り返すと、後半15分に両チーム交代カードを切る。川崎Fは先制点を決めた伊藤が負傷により下がり、FW宮城天が入った。
後半20分、点の奪い合いは続く。川崎FはDF三浦颯太が左サイド後方からロングボール。エリソンが収めてそのまま前進する。左サイドからグラウンダーのクロスを上げると、ファーサイドから宮城が走り込んでシュート。ゴールを決め切り、3-2と再逆転した。
それでも町田はあきらめない。後半26分、左サイドで相馬が右足でクロス。FW藤尾翔太がゴール前に走り込むと、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。公式記録上では相馬のゴールとなった。
後半33分、さらにゴールが決まる。川崎Fはエリソンが右サイドを突破。PA手前まで運んでくると、山本、MF脇坂泰斗を経て、ボールは再びエリソンのもとへ。確実にシュートを決め、4-3と勝ち越した。
川崎Fは終了間際にFWマルシーニョがダメ押しの5点目を挙げた。試合はそのまま終了し、5-3で勝利。上位争いの町田は5月31日以来となる公式戦14試合ぶりの黒星を喫した。
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