AIが代わりに電話対応してくれる。Pixelの通話スクリーニング機能がすごい

Image: 小野寺しんいち

知らない番号から電話がかかってきた。電車の中で今すぐ電話に出られない。

そんなとき、PixelならAIが自分の代わりに電話に出てくれるんです。Pixelの「通話スクリーニング」機能が便利なのでご紹介。

AIが対応、発信者の発言を文字に変換

電話がかかってきたとします。画面に、「応答」、「拒否」の他に、「AIで応答」のボタンが表示されるのでタップします。

Image: 小野寺しんいち

すると、AI音声が発信者に対して用件を尋ねてくれます。

試してみたら、

こんにちは。お電話先の本人に代わってわたくしGoogle バーチャルアシスタントが対応いたします。この通話は録音されています。今回のお電話のご用件についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

って言ってくれました。

これに対し発信者が発した言葉は、リアルタイムで文字に変換して画面に表示してくれるため、電話に出ずに用件を確認できるのです。

Image: 小野寺しんいち

もし不要な電話だと思ったらこの時点で切っちゃうことも可能。「のちほどかけ直してほしい」や「折り返します」を選んで、AIに丁寧に電話を切ってもらうこともできちゃいます。用件を聞いて必要な電話だと判断したら、もちろん電話に出てもOK。

もう少し詳しく用件を確認したかったら、「詳細を聞きたい」、「どちら様ですか」などの追加質問をすることもできます。

怪しい電話や、声が出せないときの対策に

発信者番号をもとに企業名の特定もしてくれます。Google マイビジネスのリスティングを作成している企業やサービスの名前を表示するようです。さらに、迷惑電話を識別する機能も搭載されている優秀さ。

なんだか最近、詐欺電話増えてるらしいじゃないですか。実際私も、何度もかかってきたことがあります。

知らない番号の場合、出るべきか出ないべきか迷っちゃいますよね。自分が出なくてもAIに対応をお任せできるの、すごく安心。

もちろんそうした対策だけじゃなくて、電車の中とか、声が出せない環境で、クイックに確認できて便利です。

電話ってあまり使わなくなってきている気もするし。なんだか電話の概念、変わっていきそう。

Source: Google

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