ダービーでサポーター違反行為の横浜FMとG大阪にJリーグが「厳重注意」罰金などの処分なし
横浜F・マリノスサポーターの違反行為に「厳重注意」
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は7日、7月5日にニッパツ三ツ沢球技場で行われたJ1第23節の横浜FC対横浜F・マリノスの“横浜ダービー”で、サポーターが発煙筒を投げ入れるなどの禁止行為を行ったとして、裁定委員会に意見照会を行った結果、横浜FMに「厳重注意」を行ったと発表した。罰金などの処分は下されなかった。 横浜FMの発表によると、横浜ダービーの試合前、アウェーの横浜FMサポーターが「花火、発煙筒の使用、集団での威嚇、挑発行為、試合運営妨害」を行った。クラブはこれまで、サポーター4団体の活動禁止と、サポーター合計73人に無期限入場禁止処分を下していた。 Jリーグによると、横浜FM側は試合前、主要サポーター団体とダービーマッチに関する対話や確認を行っていた上、試合当日の事案発生後は緊急的な警備体制の強化や手荷物確認に協力しており、これらの対応に「瑕疵はなかった」と判断された。またその後、当該団体や違反者への処分を行い、再発防止策も十分に行っているとされた。
またJリーグは同日、7月5日にヨドコウ桜スタジアムで行われたJ1第23節のセレッソ大阪対ガンバ大阪の“大阪ダービー”でサポーターが柵の破壊行為などを行っていたG大阪にも「厳重注意」を行った。
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