トランプ氏、23日にダボス会議にビデオ参加 ゼレンスキー氏も演説

トランプ次期米大統領は、来週開幕する世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(通称ダボス会議)に就任直後の23日にオンライン形式で参加する。8日撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)

[ロンドン 14日 ロイター] - トランプ次期米大統領は、来週開幕する世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(通称ダボス会議)に就任直後の23日にオンライン形式で参加する。WEFのボルゲ・ブレンデ総裁が14日、明らかにした。

今年のダボス会議はトランプ氏が就任する20日にスイス東部のダボスで開始。WEFによると、ウクライナのゼレンスキー大統領も特別演説を行い、質疑応答に応じる。

ブレンデ総裁はトランプ氏の参加について、次期米政権の政策を読み解き、理解することに関心が高まる中、政策上の優先事項を知るために「極めて特別な」機会になると言及。ただ詳細は明らかにしなかった。

トランプ氏はこれまでに2回、ダボス会議に参加した。

今年のダボス会議には欧州委員会のフォンデアライエン委員長のほか、中国の丁薛祥副首相らも参加する。

ボストン・コンサルティング・グループのグローバル会長リッチ・レッサー氏は、トランプ氏が掲げる規制緩和や減税政策などで経済に対する楽観的な見方が出ているとしながらも、今年のダボス会議では複雑化する地政学のほか、関税政策や競争力の差別化などが主要なテーマになるとの見方を示した。

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Marwa Rashad covers LNG and natural gas out of London, with a focus on Europe. She was part of a team awarded "Reuters Journalist of the Year" in 2022 for the coverage of the European Energy Crisis. Previously, She spent a decade in Saudi Arabia, the Middle East's largest economy and the world’s top oil exporter, covering a broad range of topics including the impact of the 2011 oil boom, the 2015 oil slump, the Kingdom's economic transformation and its efforts to diversify away from hydrocarbons, Saudi Aramco IPO and provided an in-depth understanding of the kingdom's young crown prince’s ambitious reform agenda. She was part of Reuters team awarded 2018 “scoop of the year” for coverage of the murder of Saudi journalist Jamal Khashoggi. Marwa joined Reuters in 2009 in Cairo, Egypt.

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