[アルビ試合後リポート]試合後の声を紹介 課題と向き合いながら、一歩ずつ前に進む監督と選手

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 「新潟史上最高」を目指す2025年のアルビレックス新潟の戦いが始まりました。紙面でも熱戦の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します! 

4月9日ルヴァンカップ1次ラウンド2回戦・松本戦後

新潟2ー0松本若手が好機生かして快勝

監督会見のほか、プロ初得点のFW笠井佳祐選手に話を聞きました!

◆いい競争、いい成長を期待する樹森大介監督

(総括をお願いします)

はい。今日も平日のナイター、アウェーの中、本当にたくさんのサポーターが来てくれて、日頃ちょっとチャンスがない選手が出たんですけど、しっかり躍動してくれたなっていう印象が強いです。 あと、1番はしっかり点取る時間帯に取れて、後半の流れの悪い時間帯もはっきり言ってあったんですけど、そういったところでもしっかり我慢強く戦えているっていうところが、今の自分たちの課題に向き合って、いいシーンが出たんじゃないのかなと思います。

90分間ずっと、素晴らしい自分たちのゲームができるってことはないので、本当に厳しい時間帯でもしっかり耐えて、ゼロで抑えられるっていうことを今後も引き続きやっていきながら、今週末またホームで試合があるので、そういったところに表現できればなと思います。

(プロ初ゴールを決めた笠井選手の評価は)

ここ数試合ですかね、途中交代で存在感をしっかり出してくれて、彼の良さっていうのがチームメイトもわかってきた中で、今回はスタートから出してチャンスをしっかりものにしきれたなっていう印象です。 彼はサイズがありますし、収まるとかはしっかり収まって、しっかりゴール前で足が振れる選手なので、そういったところが今日いいシーンが出たかなと思います。

(高木選手のボランチ起用の狙いは)

彼はやっぱり技術的にチームの中でも長けているので、しっかり彼がボランチにいることによってゲームをコントロールしたいっていうところがありました。なので、しっかり降りたり、ライン間でしっかり受けてテンポを作ってほしいっていう思いで使いました。

(途中出場だったが、森選手に期待したこと)

はい。彼はやっぱ新潟の中でヘディングが1番強い選手なので、相手もサイズがある選手が多かったんで、しっかりボールを跳ね返してもらいたいのと、あとはビルドアップのところも今成長過程なので、そこらへんもうまく味方とフィットすれば今後中心になる選手だと思っているので期待してます。

(普段と違うメンバーで意識したことや準備したことは)

そうですね、今日に関して準備してきたことはないんですけど、日頃からやってることをしっかり出そうっていうところと、トレーニングマッチも定期的に今やれてるので、そういったところで、トレーニングマッチの狙いと今回の狙いが合っているかどうかわかんないんですけど、自分たちのスタイルを構築しながら、今だったら課題の守備のところ、プレッシングはしっかりフォーカスすると。あとは点取るとこはしっかり取りたい、できれば、もう少し自分たちの保持率を上げたかったっていうのも本音ですけど、今はちょっと守備の方にフォーカスしてるので、バランス取りながら。

(次はホームになるが、新しいメンバーの可能性は)

今日、彼らがすごいしっかりしたパフォーマンスを出してくれたので、いい競争がこれからも生まれると思う。前回のメンバーも結果を残してくれたんですけど、両方しっかり結果を残しながらチーム内で競争して、チームが成長できればなと思います。

◆新潟との「相手を見る」差を語った松本・早川知伸監督

(まず総括からお願いします) 0-2での敗戦になってしまったことは本当に残念に思ってます。 平日にも関わらず、多くのサポーターが応援に来てくれた中での形になってしまって、選手たちはよく頑張ったという言い方もできるかもしれないんですけども、それ以上にもっとできたなっていう印象ではあります。 前半少し受けた形にはなってしまったんですけども、後半になってやっぱりアグレッシブに前に行く姿勢を見せたり、攻撃的なところでチャンスを作っていけたりというとこで、そこで得点ができなかったってところは、まだまだ自分たちの課題っていうところになると思ってます。

もちろん選手たちのクオリティの差っていう部分では大きくあったとは思いますけども、まだまだできることっていうのもあるんじゃないかという風なゲームになったと思っています。

(もっとできたという部分は) 特に前半のところは、ボールを奪うところまではできたものの、奪った後にすぐマイボールにならずに、すぐ相手ボールになってしまったっていうところ。ボールロストっていうところが1番の大きな問題だったと思ってます。

ハーフタイムのところで、しっかりと慌てずに動かすこと、選択肢を持つことはできるよって話から、しっかりやれることっていうのは1つでできたことだと思ってます。

(ほかにハーフタイムでの修正点は) システム的に守備のところを4-4-2という形にして、少し前の規制をかける形とか、前線からプレッシャーをかけて高い位置からボールを奪いに行くような姿勢っていうところから、だいぶチャンスができてたり、高い位置で奪えたので、より攻撃的に前に進めることっていうのもできたかなっていうことではありました。

そこら辺のところの修正が後半のとこでうまくいったってことではあるんですけども、じゃあそこで結果的にゴールを奪えたかっていったらそこまでいかなかったってことは、やっぱり課題であるという風に思ってます。

(今日もメンバーを入れ替えながら) そうですね。ルヴァンカップに対しては、リーグ戦の出場は少ないメンバーたちだったんですけども、その選手たちもすごく個人的なパフォーマンスは良くて、その中でアグレッシブにやってくれたってところは評価できるとこではあります。

なので昨日も終わってから話しましたけども、ここから競争という形で、また新たにチーム内の競争をして今日のルヴァンで結果を出したとか、そして良かった選手たちっていうのをいろんなところで活用して競争していける形をチームとして取りたいと思います。

(改めてJ1の新潟と戦ってみて感じた差は) まあ技術、特に認知のところはだいぶ違うんじゃないかと思いました。 やっぱり前進するにも無駄なく前進、進んでくることもありますし、しっかり相手を見ながら、こちらの出方を見ながら攻撃してきたってところは、やはりクオリティーの差っていうのはやはり感じたところではあります。

そして最後のところ、しっかり決めきれるとこっていうところも、やっぱり自分たちのミスというか、少し連携のところも含めてのミスからの失点であったので、すごく残念なところではあるんですけども、そういうことがやはり起きたりはしないこともやっぱり違いではあるかなと思っています。

ミックスゾーン

※各社一緒に話を聞いた選手もいます。

◆プロ初得点にも「改善、改善、改善…」のFW笠井佳祐       

(ゴールシーンを振り返って)

そうですね。やっぱり...

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