パパ大谷翔平「午前中にお風呂に入れたり」、レッドカーペットは「妻と歩きます」…オールスター前一問一答
【アトランタ(米ジョージア州)=帯津智昭】ドジャースの大谷翔平は14日(日本時間15日)、オールスター戦前日に取材に応じ、2季ぶりに復帰した投手の現状や4月に生まれた長女の育児のことなどについて語った。主な一問一答は次の通り。
オールスター戦を前に、取材に応じるドジャースの大谷(14日)=木佐貫冬星撮影―― オールスターで楽しみにしていることは。
「(ア・リーグの投手と)対戦するのももちろんそうだけど、いろんな選手と会話して、こういう選手はこういう人だなと知るだけでも新しい発見で面白い。自分より若い選手がどんどん(出てきて)、自分よりも下の世代の人たちのプレーにも刺激を受けるので、そこを見るのも楽しみ」
―― 昨年に続き、今年も本塁打を打ちたいか。
「もちろんホームランを含めてヒットを打てればうれしい。ただ、素晴らしい投手たちが相手なので、まずは自分のスイングを打席の中で見せられれば」
―― 前半戦に投手として復帰。今の段階は。
「後半ぐらいからいければと思っていたけど、チーム状況と自分のリハビリのステップ的にも、そっち(早期復帰)の方がいいということで、少し早めに短いイニングで(復帰)となった。後半に入って、もう少し(投げるイニングの)ボリュームを出していけたら、十分いい働きができるのかなと思う」
オールスター戦を前に、取材に応じるドジャースの大谷(14日)=木佐貫冬星撮影―― 二刀流で投げる喜びは。
「本当に2回目の手術をして、投げられるのが幸せだなと感じる日々というか。練習からそうだし、痛み無く投げられることのうれしさを感じている」
―― ポストシーズンや来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、二刀流でプレーするイメージは。
「(ドジャースの)チーム全体としてポストシーズンを見据えている。今はけがで離脱している選手も含めて無理することなくというか、ポストシーズンに合わせている状況だと思うので、自分もそこに投手としてアプローチしたい。来年3月(のWBC)に関しては、今年が終わった時点で考えればいい」
―― 自身以外に二刀流選手がオールスターに選ばれていない。
「(自分以外の二刀流選手を)見てみたいとは個人的に思う。それはこれからなのかなとも思っている。何かあれば、自分から伝えられることもあるし、そこは(今後の)楽しみにしたい」
オールスター戦を前に、取材に応じるドジャースの大谷(14日)=木佐貫冬星撮影―― 明日のレッドカーペットショーは誰と歩くのか。
「妻と歩きます。(愛犬のデコピンと長女は)来てはいます。どこかで見るのかなとは思うけど、一緒には(歩かない)。(長女は)まだ歩けないので」
―― 自宅では育児にどう関わっているのか。
「基本的には午前中にお風呂に入れたりとか、帰ってきた後は僕が面倒を見る感じなので、(関わるのは)時間帯によって、ですかね」
―― 父親になって一番いいことは。
「家に帰って(娘の)顔を見るだけでうれしいし、それだけで一日やってきたのも、疲れとかも無くなる。それが一番幸せだなと思う」