コナミが「カスハラ」対策の対応方針を発表―従業員も人間、嫌がらせはご法度です

コナミデジタルエンタテインメントおよびコナミアミューズメントは、従業員に対する嫌がらせ、いわゆる「カスタマーハラスメント」の対策に関する「お客様対応方針」を発表しました。

嫌がらせはご法度。従業員も人間です

今回発表された対応方針では、「妥当性を欠いた要求」と「妥当性がある場合であっても社会通念上不相当な言動等により、当社従業員等の就業環境が害されるもの」をカスタマーハラスメントと定義。

社会通念上相当な範囲を超えた意見・要望・暴言などによって従業員の尊厳や安全が損なわれると判断した場合、予告なく対応を中止し、警察や弁護士に相談の上毅然とした対応を行うとしています。

カスタマーハラスメントとされる例は以下の通り。ただし、これはあくまで例であり、これ以外にもカスタマーハラスメントと判断された場合があります。

暴力行為威圧的な言動脅迫的な言動侮辱、人格を否定する言動名誉を棄損する言動経済的信用を棄損する言動差別的・性的な言動社会通念上過剰なサービスの提供要求合理的な理由のない謝罪・金銭保証・従業員への処罰要求SNS等インターネット上での誹謗中傷および虚偽の情報発信、拡散、またはこれをほのめかす行為当社従業員及び第三者の自殺・自傷を示唆する言動自らの自殺・自傷を示唆する言動を繰り返す行為

当社従業員を無断で撮影・録画、あるいは音声を録音し、これを流布する行為

その他、当社従業員等を保護する観点から悪質性が高い行為

従業員といえど、相手は人間ということは忘れてはいけません。万が一、ゲームやサービスを楽しむ上で腹立たしいことが起きたとしても、ハラスメントに当たる行為は絶対にやめましょう。

※UPDATE(2025/04/01 15:56):記事中の誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。

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