「自動運転」に最も近い“市販車”は最新の「アコード」じゃなくてトヨタ車だった。その理由はライバルにはない装備にある!(carview!)

掲載 carview! 文:山本 晋也

レクサス LS / トヨタ ミライ

海外におけるロボタクシーの活用など“自動運転技術の進化”を実感するニュースが増えています。

いまや軽自動車にも標準装備されるようになったACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKAS(車線中央維持アシスト)などは「先進運転支援システム」であり、「自動運転レベル」でいうと「レベル2」にあたるという話題も、だいぶ理解されるようになってきているかもしれません。

また、同じ自動運転レベル2でも高速道路などでハンズオフ(手放し)運転が可能なシステムも各社より登場しています。こうした高機能な自動運転レベル2について、「高度レベル2」や「レベル2+」といった表記を目にすることも増えているようです。

自動運転「レベル3」になるとアイズオフが可能になり、移動中にドライバーがスマホの画面を注視したりできるようになりますが、いまは「レベル2+」の拡大期にあります。

それでは、国産メーカーで「レベル2+」の最高峰は、どのモデルでしょうか。

このところ注目を集めているのは、今年5月に発売された「アコード」の新グレードが搭載する「ホンダセンシング360+」という先進運転支援システムです。

ホンダは世界で初めて自動運転レベル3(2021年のレジェンド「ホンダセンシング エリート」)を実現した自動車メーカーであり、自動運転テクノロジーの実用化においては実績のある存在。

ホンダセンシング エリートで実現していたハンズオフ技術を、より普及帯のモデルで実現する「ホンダセンシング360+」は、高速道路や自動車専用道路で条件を満たせば手放し運転が可能になっています。

そのほか、先行する車両や後方からの接近車両など周囲の状況から追い越しが可能とシステムが判断したときには、車線変更をレコメンドする機能も備わります。

ドライバーがスイッチを押して、その提案を承認すると、自動的にウインカーを出し、ステアリング操作や加減速コントロールを行い、スマートに車線変更を行うことも可能となっています。まさに自動運転レベル2+と呼ぶにふさわしい、先進運転支援システムの最高峰といえる機能を実現しているのです。

センシングのハードウェアについても、フロントにカメラとレーダーを配置。ボディ四隅にもレーダーを備えるなど高機能なシステムとなっています。

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  • 国会議員や地方議員さんから率先して自動運転車に乗ってください。国会議員なら運転手も減らせるので議員への金銭補てんも少なくできるのでは。
  • 記事を書くなら実際に運転して比較評価してほしいものです。仕様書見て書くだけなら誰でもできるでしょ。アダプディブクルーズコントロールやレーンキープアシストにしても運転しなければ比較にならないよね。

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※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)

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