【U23日本代表】豪州遠征最終戦、高速アタック見せるもランドウィックに惜敗。
日本代表 2025.04.15
[ 編集部 ]
■U23日本代表 オーストラリア遠征/4月15日@クージーオーバル(シドニー)
【U23日本代表 31-36 ランドウィック】
U23日本代表オーストラリア遠征の最終第3戦は、エディー・ジョーンズHCがコーチングキャリアをスタートさせたクラブチーム、ランドウィックと対戦した。
立ち上がりからテンポの良いアタックを展開した日本は、前半10分にSO野中健吾(早大)がタイミングをずらして通したパスを受けたCTB李智寿(朝大)が左中間を突破し先制トライを奪う。CTB平翔太のコンバージョンも決まり7点を先制した。
ランドウィックは13分に右への展開から同点トライ(G)を決めると、その後もフィジカルで上回るランドウィックがボールと地域を支配し2トライ1ゴールを追加。日本は何度か敵陣へのゲインから仕掛けるも得点を奪えず7-19のビハインドで前半を終えた。
12-26で迎えた後半17分、ラインアウトから速いテンポで左の順目に展開しWTB白井瑛人(明大)がフィニッシュ。続けてキックオフリターンから右サイドを破り、内側からサポートに入ったNO8小林典大(関西学大)がトライ(G)。同点に追いついた。
25分にも今回の遠征で決定力を見せつけているラインアウトモールからキャプテンのHO清水健伸(早大)がこの試合2本目のトライを奪い逆転するも、直後のキックオフレシーブのミスからトライを許し追いつかれる。
同点で迎えた40分、敵陣22mライン内で得たペナルティからショットを狙うも外れて日本の勝ち越しは叶わず。ラストプレーで両チームが攻めの姿勢を見せた結果、43分にランドウィックのキックパスが右サイドに通り劇的な決勝トライを決めた。日本は31-36で敗れ、今回の遠征の戦績を1勝2敗とした。