週明けリハビリ出場の吉田正尚「ただ、早く戻りたいという気持ちでやってきた」
【米国マサチューセッツ州ボストン27日(日本時間28日)発】開幕から負傷者リスト入りし、右肩のリハビリを続けているレッドソックスの吉田正尚外野手(31)が、週明けから傘下マイナー3Aウスターでリハビリ出場を果たすことになった。コーラ監督ら首脳陣は7月1日(同2日)からの出場を許可。吉田は「もう少し、もうすぐだと思います」、「来週?あると思います」と話すにとどめたが、昨年10月に手術した右肩の状態については「しっかりと、ゲームレベルになってきた」と説明。既に気持ちは固まっているようだ。以下は吉田との一問一答。
――リハビリ出場では外野を守る。肩の状態は?
吉田 外野手として戻ってくることが一番の目標だったので、そこまで来たということ。
――最初から100%で行くのか?
吉田 実戦から離れているのでどう感じるかっていうところはやってみないと分からない。
――実戦に向けて、打撃はどう仕上げてきたのか?
吉田 キャンプ(オープン戦)の実戦からはだいぶ離れているが、トラジェクトアーク(特定の投手の特定の球種を再現させるスクリーン型打撃マシン)を使ったりして打っている。上(メジャー)に上がったら雰囲気も違うので、あとはどれだけ(生きた球に)慣れるかだと思う。
――肩を手術して、打撃面で何か変化は?
吉田 打撃面ではそんなに変化はない。痛みが取れたのはすごくプラス。
――長いリハビリとなっている。実戦は楽しみか?
吉田 やっぱり、去年手術した時に開幕(からの出場)を目標にしてきたが、ここまで延びてしまったし、なかなか難しい道のりだった。ホントに最後まで、今年一年終わるところまでは変わらず、モチベーションを高くやっていきたい。
――自身のシーズン開幕が近づいている。
吉田 今は、正直言って、何も感じていない。ただ、早く戻りたいという気持ちでやってきた。