撃ち合いの果てに無敗街道ストップ。大誤算の原因は“勤続疲労”なのか?【川崎フロンターレ戦/マッチレビュー】

■明治安田J1リーグ第28節 8月31日(日)19:00キックオフ Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu/22,270人 川崎フロンターレ 5-3 FC町田ゼルビア

【得点者】川崎F /20分 伊藤達哉、45+4分 エリソン、65分 宮城天、78分 エリソン、90+10分 マルシーニョ 町田/28分 ナ・サンホ、36分 下田北斗、 71分 藤尾翔太

▼隙を突き、隙を突かれた前半のタイスコア

「シーソーゲームでしたね…」

戦前、黒田剛監督が「頑張り尽くしてほしい」と話していた真夏の5連戦ラストマッチ。結果的にクロスから2アシストを記録し、最後の最後まで相手を追い込んだ相馬勇紀は、悔しさを滲ませながら激闘をそう評した。

リーグ戦では後半戦初めてとなる先制点被弾から号砲が鳴った計8ゴールの乱戦。天皇杯ベスト4進出という新たな歴史の扉を開いた町田にとっては、“受難”の8月最終日となった。

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