7GX」SV650の伝統を引き継ぐ注目のVツインクロスオーバーをじっくり撮り下ろし! (1/2)
昨年のEICMAで初登場したスズキの「SV-7GX」が日本国内でも公開となった。2026年3月20日から開催されている大阪モーターサイクルショーで初お披露目となったSV-7GXは、スズキが誇るVツインの名機「SV650」シリーズの美点を昇華させ、ストリートスポーツとアドベンチャーツアラーの魅力を融合した“クロスオーバー・スタンダード”として誕生した期待の1台だ。写真:鶴身 健 まとめ:松本正雅▶▶▶写真はこちら|スズキ「SV-7GX」
SUZUKI SV-7GX モーターサイクルショー出展車(市販予定車)
名作エンジンを搭載するミドルクロスオーバー
SV-7GXは、SV650の軽量・俊敏な特性と、Vストローム650XTの快適性・防風性を掛け合わせた、まさに“いいとこ取り”の一台。17インチのオンロードホイールを装備し、アップライトなポジションと大型ハーフカウルを組み合わせ、街乗りからワインディング、長距離ツーリングまで幅広いステージで活躍できる、魅力満載のオールラウンダーだ。
「Bold, Refined and Sporty(大胆・洗練・スポーティ)」をテーマに掲げた独創的なスタイリングは、GSX-S1000GXを思わせるアグレッシブなハーフカウルがポイント。トレリスフレームの美しい曲線を生かした2本のキャラクターラインが、力強さと軽快感を両立する。
エンジンは熟成の645cc 90度VツインDOHC。SVシリーズやVストローム650などに搭載されている、25年以上の進化を経てなお健在の名機だ。最高出力は54kW(約73PS)/8500rpm、最大トルクは64Nm/6800rpmを発揮する。
車体はSV650譲りのスチール製トレリスフレームをベースに剛性バランスを見直したもの。足まわりはフロントにΦ41mmテレスコピックフォーク、リアにはリンク式モノショック(7段プリロード調整/129mmトラベル)を採用。SV650よりもソフトめのセッティングで、ツーリングや街乗りでも疲れにくい快適な乗り心地を実現する。
装備も充実している。灯火類はすべてLED化。GSX-S1000GX譲りのデュアルプロジェクターLEDヘッドライトとポジションライトが、鋭く精悍なフロントフェイスを構成。メーターは4.2インチフルカラーTFTディスプレイで、スマートフォン連携アプリ「Suzuki Ride Connect+」に対応。ナビゲーション、着信通知、天気・交通アラート、走行ログの記録・SNS共有など、ライダーのデジタルライフを走行中でもサポート。USB-C給電ポートも装備する。
スズキ「SV-7GX」のライディングポジション・足つき性
シート高:795mm身長:176cm 体重:70kg
クロスオーバーモデルらしく、上半身の起きた、リラックスできるポジション。シートの形状や肉厚も工夫されており、795mmという数字以上に足つきは良好で、車体は大柄ながら取り回しも想像以上にやりやすい。