トランプ氏「早期のガザ停戦望む」、イスラエル首相と会談
トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、ガザでの戦争の即時停止を望むと述べた。(2025年 ロイター/Kevin Mohatt)
[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、パレスチナ自治区ガザでの戦争の即時停止を望むと述べた。ハマスに拘束されている人質の解放に向けた作業は継続中だが、人質全員の解放を確保するのは「長いプロセス」だとした。
ガザ戦争を終わらせるという大統領選の公約を巡っては「戦争が止まるのを見たいし、戦争はいつか止まると思う。それはそう遠い将来ではない」と答え、比較的早期に実現するとの見方を示した。
会談後、ネタニヤフ氏は人質の解放に向けた新たな案に取り組んでいると記者団に述べた。「人質全員を救出するとともに、ハマスの邪悪な暴政を排除し、ガザの人々が自由に行きたい場所へ行けるようにすることにも取り組んでいる」とした。
ガザの将来に関するトランプ氏の「大胆な構想」についても協議したと述べた。
トランプ氏は「米国のような平和部隊がガザ地区を管理し所有するのは良いことだろう」と述べ、政権発足初期に複数回提案した構想に再度言及した。
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