【中日】井上監督ポロリ、石川昂弥を「抹消します。聞いてないか。脇腹やっちゃった」/一問一答
<阪神7-5中日>◇4日◇バンテリンドーム
中日は終盤に追い上げたものの、届かなかった。4カード連続の勝ち越しを逃し、借金は再び2ケタ10。阪神戦の対戦成績は10勝10敗となった。3位DeNAとのゲーム差は2・5に広がった。
先発のベテラン涌井秀章投手(39)は7月5日ヤクルト戦以来、約2カ月ぶりとなる1軍戦登板。今季5勝目を目指したが、初回、阪神佐藤輝明内野手(26)に右翼へ低いライナーの35号2ランを浴びるなど、5回4安打3失点で降板。今季4敗目を喫した。
打線は6回まで無得点も、0-7で迎えた7回、代打板山祐太郎内野手(31)の適時打と細川成也外野手(27)の2試合連続となる15号3ランで4点を奪った。8回には中日岡林勇希外野手(23)の犠飛で1点を追加。9回もチャンスを作ったが、届かなかった。井上一樹監督(54)の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-最後は追い上げたが、序盤に得点がほしかった
そうやね。そういうことやね。
-阪神がブルペンデー
ブルペンデーだか、何だか知らないけれど、出てくるピッチャーをどうするかというだけだから。向こうがブルペンデーだったからきつかったですということは別にないし。ただ、ちょっと打ちあぐねていたなと。前半がね。それがちょっと尾を引いちゃったかな。
-細川が2試合連続本塁打
もちろん、勝つ試合で打ちたかっただろうし、勝つ試合につなげたかっただろうし。それはまた、これからもずっと続いていくでしょう。
-石川昂は
抹消します。それ、聞いてないか。知らないか。ちょっと脇腹をやっちゃったみたいで。昨日、ああいう形で、なんで使わないのかと思った方もいるかもしれないけれど、使える状態じゃなかった。ゲーム前、試合が始まる前に発覚しちゃったということで。急きょ代えた。なので、抹消します。
-涌井が佐藤輝に本塁打をうまく打たれた
そうやね。やっぱりキングなだけに、「あんな打球を打つんかい」というような打球を打たれたけど。でも、一応、あいつなりに細心の注意を払って投げた球だろうし。何も考えずに、はい打ってくださいという球を投げているわけじゃないから。細心の注意を払いながらの、というところは認めつつ。でも、そこで他に手がなかったのかということも、追求しなきゃいけないというのが俺らの仕事かな。
-石川の脇腹は右か左か
ちょっとそこまでは。