鈴木誠也2打席連続の勝ち越し8号ソロ&9号2ラン 剛腕スキーンズからの1発「唯一の甘い球」
<パイレーツ3-8カブス>◇1日(日本時間2日)◇PNCパーク
カブス鈴木誠也外野手(30)は「3番DH」でスタメン出場し、2打席連続アーチを放つなど、4打数2安打3打点1四球と活躍し、逆転勝ちに貢献した。
バイレーツの先発は、剛腕スキーンズ。
1回1死一塁の第1打席は、フルカウントから右飛に倒れた。
3回1死一、二塁で迎えた第2打席は四球。
ソロ2本で同点に追いついた5回の第3打席では、カウント3-0から高めに浮いた時速92マイル(約148キロ)のスプリットを振り抜き、左翼席へ勝ち越しの8号ソロ本塁打を放った。
7回2死一塁で迎えた第4打席では、救援右腕ニコラスから左翼席へ2打席連続の9号2ランをたたき込んだ。
9回1死二、三塁の第5打席では、右飛に倒れた。
打率は2割9分5厘。
リーグトップに1本差と迫る9本塁打となった鈴木は、試合後、地元テレビ局のインタビューに対応。スキーンズからの初アーチについて、「すごくいい投手。どんどん振っていかないと結果は出ないと思うので、あのカウント(3ボール0ストライク)から唯一の甘い球をしっかり振れたというのが結果につながったと思います」と振り返った。 2本目のアーチについては「(カウント1-2と)追い込まれていたので、ゾーンを小さくして自分の振れるところだけしっかり振ろうと思った」と話した。