Y!mobileの新料金プラン「シンプル3」は何が変わった? 現行プランと比較、乗り換えて得するケースも

 シンプル3とシンプル2ともに、データ容量に合わせてS、M、Lという3つのプランを用意している。  割引前の月額料金は、Sが2365円から3058円(+693円)に値上げ、Mが4015円から4158円(+143円)に値上げ、Lが5115円から5258円(+143円)に値上げした。また、データ容量はSのみ、4GBから5GBに増量した。  基本料金は値上げのシンプル3だが、その分割引を手厚くしており、PayPayカードを使って携帯料金を支払うと適用される「PayPayカード割」と、SoftBank 光またはSoftBank Airを使うと適用される「おうち割 光セット(A)」を加味すると、S、M、Lともにシンプル2と同額になる。割引後の金額は、Sが1078円、Mが2178円、Lが3278円だ。  シンプル2 Sのおうち割 光セット(A)の割引額は1100円だったが、シンプル3 Sではこれを1650円に増額した。さらに、PayPayカード割はシンプル2では一律187円の割引だったが、シンプル3では330円に増額された。これらの割引アップ分が基本料金の値上げ分を吸収し、シンプル2と同額になるというわけだ。  PayPayカードは年会費無料なので、審査に通れば追加コストなしで使えるが、おうち割 光セット(A)は自宅の回線を変更する必要があるので、ハードルが高い。PayPayカード割だけを適用した場合、シンプル3 Sは月額2728円となり、シンプル2 Sの月額2181円より547円高くなってしまうので注意したい。毎月のデータ利用量は小容量だけど固定回線は変更したくなければ、現行プランのシンプル2 Sを申し込んだ方がいいだろう。  一方、シンプル3 MとLについては、PayPayカード割のみを適用した場合も、割引後の金額はシンプル2と同額。これは、PayPayカード割のアップ額(+143円)とシンプル3 M/Lの基本料金の値上げ額(+143円)が同額のため。シンプル3 MとLなら、おうち割 光セット(A)なしでも金額は変わらないので、PayPayカード割を適用すれば値上げにはならない。

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