三井住友カード「Olive」に「プラチナプリファード超え最上位ランク」登場--積立で最大6%還元

 三井住友銀行とSBIグループは6月16日、金融サービス連携を強化する目的の業務提携を発表した。両社は「Olive」で最上位ランクの資産運用サービス「Olive Infinite」を立ち上げ、2026年春サービス開始を目指す。

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 今回の業務提携は、両グループが2020年4月に締結した戦略的資本業務提携の延長だ。特に2021年に開始された三井住友カードを使ったSBI証券での投信積立サービス「三井住友カード つみたて投資」は、月間積立額が850億円を突破し、年間で1兆円に達する水準まで成長した。現在Oliveのユーザー数は570万人を超えており、この実績を基盤に更なるサービス拡充を図る。

 準備会社の設立も予定されており、出資比率は三井住友フィナンシャルグループ10%、SMBC日興証券30%、三井住友銀行20%、SBI ホールディングス10%、SBI証券30%となる。関係当局による認可を前提に、2025年度内の事業開始を目指している。

 最上位の金融サービスとなる「Olive Infinite」の特徴は、Visaの最高ランク「Visa Infinite」を一般申込可能なカードとして日本で初めて採用する点だ。同サービスでは最大11万円相当の継続特典を用意し、SBI証券の投信積立では最大6%のポイント還元を実現する。

Olive Infiniteの位置付け ※クリックすると拡大画像が見られます

 また「異次元の多様な限定体験価値」も提供するという。メタルカード、コンシェルジュデスク、プライオリティパス、各種ラウンジサービスといった最高ランクのプレミアムサービスを提供する。さらに、アートや食の会員限定イベント、サッカーやスポーツの世界大会への招待など、従来のクレジットカードサービスの枠を超えた体験価値も用意するとしている。

 資産運用サービスでは、「フレキシブルコンサルティング」という新しいコンサルティング体制を構築する。これは SBI証券のネット証券機能に、新会社に属するSMBC日興証券と三井住友銀行のアドバイザーによる有人コンサルティング機能を統合したハイブリッドサービスだ。

 相談チャネルは3つから選べる。24時間365日対応のAIチャット、チャット・電話・ビデオ通話による有人コンサルティング、そしてOlive LOUNGE等での対面相談も用意する。顧客はスキルや得意分野からアドバイザーを選択でき、2回目以降は専任担当者を指定することも、変更することも可能だ。

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