任天堂スイッチ2に続き「iPhone 17」も
DbrandがiPhone 17/17 Air/17 Pro/17 Pro Max向けの新ケースを公開。存在感のあるデザインだが、次期iPhoneの形状を正確に反映しているかは不明だ──。
カナダのアクセサリーメーカーDbrandは8月、日本時間9月10日午前2時のスペシャルイベントを控え、iPhone 17用の「Tank Case」を先行公開して話題を集めた。無印やProなどiPhone 17全モデルに対応するラインアップをそろえている。
「Tank Case」の価格は未公表だが、ハードな黒いシェルに数字の列、MagSafe用と見られる中央部の「プロビデンスの目」、さらには点字らしき意匠まで盛り込むなど、思い切った設計が目を引く。詳細はまだ少なく、公式サイトではメール登録による通知を受け付けている。
なお、Dbrandは記事公開時点で取材要請に応じていない。
一方、iPhone 17シリーズ向けの他のDbrand製ケースは注文可能で、価格は35〜50ドル。出荷は9月の予定で、Appleの正式発表後になるとみられる。
CNETのマネージングエディターでモバイル専門家のPatrick Holland記者は、こうした“先出しケース”は、本物と仕様が合わないケースも少なくないと指摘する。昨年も、iPhone 16に突如追加された「カメラコントロールボタン」への対応で、複数メーカーが急きょデザインをやり直す事態があったという。
「毎年の恒例行事だ。Appleがまだ発表していない段階でも、各社は“最新iPhone用の新ケース”をいち早く出そうとする」とHolland記者。
「Dbrandにとって、Tankケースが噂に基づいて設計されたのか、それとも同社がiPhone 17シリーズを事前に目にしたのか、あるいはダミーモデルを渡されたのかは不明だ」とホランド氏は述べた。「このケースには、iPhone 17 Proと17 Pro Max向けに盛んにリークされている、端末幅いっぱいのカメラバンプが確かに搭載されている。確かなことがひとつある。DbrandのTankケースは、特にスリムな新型iPhoneに対して、分厚くてごちゃごちゃして見えるのだ」(Holland記者)
このため、再設計が噂されるカメラバンプや可動式レンズなど、iPhone 17の最新情報も引き続き注視したい。実装されれば、今回のようなサードパーティー製ケースに思わぬ影響を及ぼす可能性がある。
X(旧Twitter)では、Dbrandのケースをめぐり賛否が入り交じったコメントが相次いだ。「このケース、最高にカッコいい」と称賛する声がある一方で、「ひどいデザインだ」と酷評する投稿もあった。
中には、ケースのデザインがiPhone 17に関する未公開の仕様を示しているのではないかと推測するユーザーもいた。
「つまり“第2のボタン”がほぼ確定ってこと? そうでなければ、ケースに押せそう、あるいはスライドできそうな部分がある理由が説明できない」と書き込む声や、「見間違い?無印iPhoneにもカメラ3基搭載するのか」と驚く声も見られた。
さらに、Appleが発表前にケースメーカーが仕様を明かすことを望んでいないのは明らかだと指摘する意見もあった。Dbrandがかつて、発売前の「Nintendo Switch 2」用ケースを公開していたことに触れ、あるユーザーはこう書き込んだ。
「Switch 2の次はiPhone 17か。もう早期にケースを作るための情報なんて二度と手に入らないだろうな」
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。