【マッチレポート】J1-28[A] 横浜FC戦『握り締めた勝点1』(25.8.31)
2025年8月30日(土) J1第28節 横浜FC vs 東京ヴェルディ 18:03キックオフ ニッパツ三ツ沢球技場 [入場者数]10,512人 [天候]晴、中風、気温30.2℃、湿度59%
横浜FC 0‐0 東京V 前半:0‐0 後半:0‐0 [得点] なし
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー GK1 マテウス DF6 宮原和也 DF2 深澤大輝 DF3 谷口栄斗 MF19 松橋優安(73分 鈴木) MF16 平川怜 MF7 森田晃樹(73分 稲見) MF40 新井悠太 FW8 齋藤功佑(63分 唐山) FW9 染野唯月(89分 白井) FW14 福田湧矢
(ベンチメンバー:GK21長沢祐弥。DF15鈴木海音、29佐古真礼。MF17稲見哲行、20食野壮磨。FW25熊取谷一星、27白井亮丞、38唐山翔自、71平尾勇人)
監督 城福浩
■ピッチに立つことを望んだ森田晃樹
すべてのチームは等しく最初に勝点1を持ち、ゲームがスタートする。何はさておき、一瞬たりともそれを手放してはならない。横浜FC戦はそういった試合になった。
開始から重苦しい空気が漂い、ピッチでボールの動く時間が少ないブツ切れの展開。思ったより横浜FCの前線が圧力をかけてきたことで、東京ヴェルディはなかなかボールを持てずに時間が経過した。
11分、中盤のルーズボールの争いで、福田湧矢と挟み込んで山田康太からボールを奪った森田晃樹がドリブルで中央を割る。パスを受けた齋藤功佑のシュートは、ンドカ・ボニフェイスにブロックされた。
18分、コーナーキックの流れから齋藤がクロスを入れ、谷口栄斗のヘディングシュートは枠を捉えられない。
19分、ドリブルで抜け出すジョアン・パウロに対し、森田が身体をぶつけながら食い下がる。この日、背番号7が先頭に立って入場してきたのは驚きだった。故障からの回復が間に合ったとしても、ベンチスタートになるだろうと僕は見ていた。
「ギリギリのなかで出場を決めました。動き方によって痛みはまだありましたけど、自分の判断では100%やれると。守備の部分はできたと思います。残留争いをしていて、今日の試合はとても大事。前節の広島戦は0‐3で負けて、やはり自分がキャプテンとしてピッチに立ちたい。サポーターもどっちのホームかわからないぐらいの声で後押しをしてくれて、その期待にも応えたかった」(森田)
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