「特定政党への投票強要」「歌詞に政治批判」で女性アイドル脱退→プロデューサー反論→大量の着信も暴露(よろず~ニュース)
アイドルグループ「きょんきょん」のメンバー・麗木憑(うららぎ・つき)が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、グループから脱退することを発表した。また、グループのプロデューサーから受けたという言動の内容を暴露した。 【写真】プロデューサーからの生々しい連絡のスクショ 麗木は4枚の文書とともに「この度きょんきょんを脱退することになりました。」と発表。メンバーがプロデューサーから受けたという言動や自身の待遇、脱退の経緯などついて記している。 麗木はグループに加入した経緯について説明。「もともと私は裏方スタッフとしてアルバイト志望で応募していました」とし、「しかしプロデューサーから『メンバーとして出ろ』と強制され、断れないまま加入させられました」と強引にメンバーに名を連ねる形になっていたと明かした。 現在まで「アルバイト契約を交わした状態で活動していました」とアイドルとしての契約でなかったことも説明。「活動中、何度も脱退を希望しましたが、プロデューサーは『脱退なんて受け付けません』などと拒否し続けました」と記した。 またデビュー曲として予定されていた楽曲「鏡の中のパビリオン」についても言及。「歌詞の中には政治批判を含む不適切な表現があり、一部メンバーが『歌いたくない』と号泣してレコーディングが中止になりました」と暴露した。この告発文とともに添付された歌詞表には「政治家のスーツ 汚れたままや」「若者の声 届かずに消える このシステム もう我慢できへん!」といったフレーズが並んでいた。 プロデューサーからは選挙の投票についても指導があったといい、「メンバーに対し特定政党への投票を強要する発言を繰り返していました」と暴露。これらをまとめ、「このような状況に耐えきれず、私は本日をもって脱退します」と改めて脱退を表明した。 これに対し、プロデューサーの谷口マサル氏も自身のXで「世間をお騒がせし大変申し訳ございません。麗木憑の主張は事実無根であることが殆どです。本人とも連絡が取れないため脱退の許諾もしておりません。8/29のデビューライブでは彼女を含めた五人でステージに立ってもらう予定 これ以上虚偽の情報が蔓延するようであれば法的処置も視野に入れております。」(原文まま)と反論した。 しかしこの反論に対しても麗木は「法的措置とありますが、全ての証拠が揃ってます。あなたを社会的に抹消する事も可能です」と反撃。谷口氏から送られたとみられる大量の不在着信のログや、「このような形で辞めることは認められない。順序くらい守れ。礼儀もないまま逃げるなら、業界で通用すると思うなよ。社会なめるなよ」などといった文章が送られた証拠を提示していた。 (よろず~ニュース編集部)
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