「スター・ウォーズ」のファン映像制作者、自作の戦闘シーンが丸ごと“盗用”されているとしてディズニーを非難「カメラアングルすら変えていない」(IGN JAPAN)

「スター・ウォーズ」のファンフィルム制作者が、自身の制作した戦闘シーンが盗用され、『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のエピソード内でそのまま再現されているとして、ディズニーを非難している。 「スター・ウォーズ」画像・動画ギャラリー 「スター・ウォーズ」ファンのローレンツ・ヒデヨシがInstagramに投稿した12秒の動画では、彼の非公式作品と『スター・ウォーズ:ビジョンズ』の映像が並べて示されており、戦闘の振り付けやカメラアングルなど、シークエンスの構成はほぼ同一に見える。 「ディズニーにアクションデザインをあからさまに盗まれたとき」と動画にはキャプションが付けられており、そこでは2023年に配信された『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のエピソード「ゴラクの盗賊」と、ヒデヨシ自身が2019年12月にYouTubeで公開した短編『DARK JEDI: A STAR WARS story』が対比されている。 「向こうは武器の設定がこちらとは違っていたのに、それでも強引に僕の振り付けをあのアクションに当てはめてきたのです」とヒデヨシは記している。「カメラアングルすら変えていません」 「どうしてなんですか、ディズニー?」とヒデヨシは続ける。「私たちがあなた方のIPに対する非営利のトリビュート作品を作ったから、そこから創作を盗んでも正当化できると感じているんですか? せめて a)アニメーターにもっと給料を払う、もしくは b)アクションデザイナーを雇う、のどちらかをしたらどうですか」 ディズニーは「スター・ウォーズ」を手がけるルーカスフィルムを所有しているが、『スター・ウォーズ:ビジョンズ』は世界各国のアニメーションスタジオによる作品であり、今回問題となっている「ゴラクの盗賊」は、インドの88 Picturesによって制作されたエピソードだ。IGN USはディズニーにコメントを求めている。 先月、Disney+では『スター・ウォーズ:ビジョンズ』Volume 3が配信され、9つの新たなエピソードが追加された。各エピソードは「スター・ウォーズ」の世界のどこかを舞台とした独立したストーリーとなっているが、このシリーズ自体は正史として扱われていない。 IGN USのレビューではVolume 3に10点中6点をつけ、「全体として、これまでで最も出来のばらつきが大きいシーズンだ」と評している。

Tom Phillips

IGN JAPAN
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