【ONE】王座戦スーパーボンvs.野杁正明、若松佑弥vs.パシオ、名高vs.ヌンスリン。武尊vs.ピューリックもパス、青木が手塚をこかす。安保は水分補給で最終2.9kgオーバ...

 2025年11月16日(日)午後1時から東京・有明アリーナにて開催の『ONE 173』(U-NEXT配信)に向け、15日、同所にて公開計量およびフェイスオフが行われた(→『ONE173』試合速報はこちら)。

 午前中からの本計量では、第14試合の「ONEフライ級(※61.2kg)ムエタイ世界王座決定戦 3分5R」に出場する予定だったロッタン・ジットムアンノン(タイ)が、計量およびハイドレーションテストを本計量終了5分前にパスするも、「体調不良をONEの医療スタッフに申告」し、ノンオー・ハマ(タイ)との試合は「中止」となっている。また、ノンオーは計量で134.8 lbs(61.14kg)とオーバー、ハイドレーションテストも1.0263でミスしており、ハイドレーションテストの最中に「試合キャンセル」の連絡を受け、最終的に通過していない。

 また、第11試合「ONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング 3分3R」で、マラット・グレゴリアン(アルメニア)と対戦する安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が計量ミス。最終的にハイドレーションを1.0248(規定1.0250)でパスしたが、水分補給した最終計量は初回の155.4ポンド(約181gオーバー)から、161.4ポンド(73.20kg)で計測。リミットから2.9kgオーバーとなっている。ONEの場合、ハイドレーションをクリアしなければ、キャッチウェイト戦の交渉も不可となっている。この数値で安保は報酬の30%をグレゴリアンに渡して試合は「155.4ポンド契約」のキャッチウェイトで行われる。

 なお、午後のフェイスオフでは、第3試合 の「ONEライト級(※77.1kg)5分3R」で戦う青木真也が、手塚裕之とのフェイスオフで顔を超接近させてきた手塚の両肩をつかんでこかし。崩された手塚がすぐに詰め寄るも関係者に阻まれる一触即発の場面も見られた。

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ONE 173: Superbon vs. Noiri 全カード計量結果と写真

▼第17試合 メインイベント ONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング世界王座統一戦 3分5Rスーパーボン(タイ)正規王者 154.2 lbs, 1.0124野杁正明(team VASILEUS)暫定王者 154 lbs, 1.0144

ゴング格闘技 NO.340

2025年9月23日発売

11月16日(日)『ONE173』日本大会で王座戦の野杁正明&吉成名高&若松佑弥、さらに武尊&与座優貴&安保瑠輝也の3ショットとインターハイ。UFCで2位モレノとの大一番に臨む平良達郎も

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