【金鯱賞】(中京)クイーンズウォークが馬場の真ん中から脚を伸ばして大接戦を差し切る|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI

中京11Rの第61回金鯱賞(4歳以上GII・芝2000m)は4番人気クイーンズウォーク(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分01秒3(重)。ハナ差の2着に1番人気ホウオウビスケッツ、さらに2馬身差の3着に6番人気キングズパレスが入った。

クイーンズウォークは栗東・中内田充正厩舎の4歳牝馬で、父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー(母の父Harlington)。通算成績は9戦4勝。

レース後のコメント

1着 クイーンズウォーク(川田将雅騎手) 「この馬にとっては良い馬場ではないと思っていました。(デシエルトの逃げについて)ああなる展開ですしね、馬的にも。ただ、この馬は自分で進むことを選択したので、この馬場も考慮して、気持ちを尊重しながら、という競馬に変えました。とにかく、彼女のリズムで走りながら、最後まで走り切った時に、一番前に出てくれればという思いで乗っていましたので、とても良い雰囲気で走って来られたと思います。(ゴールでは前に)出たなとわかりました。もともとポテンシャルの高い馬ですし、素晴らしい馬体と、素晴らしい背中をしていますので、それに見合う結果を、と思いながら、GIではなかなか結果が出ていませんが、また、こうして良いタイトルを獲れましたので、男馬相手にもしっかりやれるところを証明してくれましたので、これから先も楽しみです」

2着 ホウオウビスケッツ(岩田康誠騎手) 「良い形になったと思ったのですが、少し仕掛けが早かった分、脚が上がってしまったというか......。思った通りのペースでレースができました」

3着 キングズパレス(池添謙一騎手) 「ゲートでまともに躓いてしまい、勢いがつかず、余計に行き脚をつけていった分、もったいなかったです。離れない位置につけようと思い、道中は最後方でしたが、(馬群に)くっつけていきました。3コーナーから動かして、長く良い脚を使ってくれました。直線半ばでは、おっと思うところはあったのですが、ラストは同じ脚いろになってしまいました。ブリンカーは効いていました。このメンバーでも差を詰めて頑張ってくれています」

4着 デシエルト(武豊騎手) 「逃げは逃げなのですが、もう少し息を入れられるかと思っていました。スタートは良かったのですが、2コーナーからムキになっていました。ハイペースにはなるので、こういう馬場も良くなかったですね」

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