【オリックス】楽天に7度目のサヨナラ勝ち!連敗3でストップ&貯金10 9回2死 中川が則本からV弾 田嶋大9回最多134球6安打7Kの完封勝利で5勝目
■プロ野球 オリックス 1×-0 楽天 (16日 京セラD大阪) オリックスは楽天に今季7度目のサヨナラ勝ちで連敗を3でストップ。45勝35敗3分の再び貯金10に戻した。試合は両軍無得点で迎えた9回2死から楽天2番手・則本から中川がレフトへ7号サヨナラ本塁打を放った。先発・田嶋大は9回自己最多134球、被安打6、奪三振7、無四死球、無失点の熱投報われ5勝目。 先発・田嶋大樹(28)は4勝4敗、防御率3.77で今季11度目の先発。前回登板の5日・ロッテ戦(ほっと神戸)は今季最短3回9安打(2被弾)5失点(自責5)で負け投手。今季楽天戦は2度先発し、1勝0敗、防御率2.79。 田嶋大の立ち上がりは初回を三人で退けると、2回は1死から村林に中前安打もフランコを空振り三振、伊藤を一邪飛。3回は先頭の堀内に左前安打も辰己を空振り三振、田中和を遊飛、小深田を見逃し三振に斬った。 スタメンは下位打線を変更。6番センター・西川、8番ショート・紅林、9番キャッチャー・若月を入れた。 初回は楽天先発・藤井に対し、先頭の廣岡が四球も宗が一飛で1死。さらに太田の打席で廣岡がけん制球に誘い出され盗塁失敗で太田は四球を選ぶも杉本が右飛。2回は1死から中川がチーム初安打、3回は先頭の若月が中前安打も連打が生まれず。 4回には1死から西野、中川の連打で一、二塁。頓宮の中飛でタッチアップし2死一、三塁の好機も紅林が左飛で二者残塁。5回は先頭の若月が中前安打も廣岡が遊ゴロ併殺崩れで1死。さらに一走・廣岡がこの試合2つ目のけん制で刺されると宗も空振り三振で無得点。 一方田嶋大は4回、クリーンアップを三者凡退。5回、6回と2死から安打を許すも後続を退けると7回は先頭の村林に右前安打もフランコを三ゴロ併殺打、伊藤を右飛。 そして8回のマウンドへ上がった田嶋大は堀内に11球粘られるも空振り三振、辰己を3球三振、田中和を一邪飛に打ち取った。 するとその裏、先頭の若月が左中間へ二塁打を放つと、廣岡がきっちり犠打を決め1死三塁。しかし宗が二ゴロ、太田が空振り三振に倒れ好機生かせず。 田嶋大は9回のマウンドへ。1死から黒川に左前安打も後続を退けて無失点に抑えていた。